2014年12月7日日曜日

彼は、刺客なのか?    



福岡国際マラソンのテレビを見ながら、僕の上半身の使い方は間違ってないんじゃないかと自分で納得しててます。


とにかく、今は無理やり納得しかありません。




来週に今年最後のレースを控えて、迷っている暇は、僕にはありません。

とにかく、青島太平洋では、この新しいフォームで挑戦してみるしかないと、結論づけてます。




無理やり、そう思わざるを得ない理由。

昨日のランニングでは、いろんな出来事がありました。



神様は、僕に、いろんな試練を与えてくれます。




昨日、公園を15キロ走ってきました。

公園までの走りも入れて、18キロです。


しかし、その平均ストライドが97センチです。


たった97センチ!!




「公園からの帰りはダウンジョグで帰ったから、ストライドの平均値が落ちたのさ。」




そう納得してました。


しかし帰って確認してみて愕然です。


かなりいい感じで走っているときも同じようなストライドってどういうことですか?


なんと、風のように、他のランナーを抜きながら走っていた時のストライドも、99センチから1メートルしかありません




一番伸びたストライドも、7キロ-8キロの103センチって、前日の平均ストライドと同じってどういうことなんでしょうか?




ナンバ走りで、ストライドを伸ばそうと思ってやってきましたが、ここにきて、また振り出しに戻ったのでしょうか?





だいたい、公園を走っている時は、特に調子が出てきた5キロ過ぎは、4分55秒くらいで走っている感覚だったんです。


しかし、Garminの出すスプリットは、5分半位。



「ええっ、そんなもん?」



「スピードが上がらないなあ・・・」


なんて思い、帰って確認したら、Garminの距離は、いつもの距離より600メートル短いです。




だから、ストライドも小さくなっているんじゃないか?


と思いましたが、iPhoneのステップ数でも、僕のストライドは、だいたい1メートル位でした。


悲しいです。





そして、僕が4分55秒位のペースで走っていると錯覚していた時、しかし、Garminのスプリットが5分半位しか出ていない公園でのペースは、Runkeeperでは、5分から5分10秒ペースでした。




やはり、少し、遅いです。





しかし、僕にとって1番のショックは、一人のランナーに抜かれたことです。



それまで、公園の中をかなりのランナーを抜きながら走りました。


抜かれたのは、近所の中学の陸上部の選手くらいです。



しかし、そんな僕を、追いかける足音。


そして、横に並ばれたと思ったら、そのランナーが突然僕の前に現れました。



彼の後ろ姿を確認すると、その格好は、全身アスリートです。


だって、両足ゲータです。

休日の公園でも、そこまで気合が入っている人は珍しいです。



しかし、その走りは、まさにチョコチョコ走り。


僕も、後で確認すると、180位のピッチで走っていましたが、そんな僕のピッチより格段に速いです。


もしかして、220位のピッチなんじゃないかと思ってしまいます。



だから異常に狭い彼のストライドですが、彼の背中が、ドンドン小さくなってしまいます。




「どう考えても、僕より小さいストライドのはずなんだけど。」


「しかし、あんな、走りで、あれだけのペースが出るんだ・・・」




ドンドン小さくなる、チョコチョコ走りの背中を見ながら、なぜかショックです。




「やっぱり、チョコチョコ走りに戻そうかしら?」

「どうせ、僕のストライドなんて、大きくなるはずはないんだし。」

「だいたい、一生懸命走っても、いい加減に走っても、スピードにそう大差ないって、悲しい現実だよなあ」





小さくなるチョコチョコ走りのアスリートを見ながら、ふと、そんな迷いが浮かんできました。




「いや、だめだ!!」


「これじゃ、これまでの、僕と同じじゃないか!!」




ここで、またチョコチョコ走りに戻ったら、また、もとの木阿弥です。



「でも、チョコチョコ走りでも、あれだけ極めたら・・・」

「いや、あれだと、オールスポーツの写真に写る僕は、歩いているしか見えないじゃないか・・」

「そうはいっても、写真撮られるときだけ、フォームを変えればいいじゃないか?」

「おっ、それはいいアイデアかもしれないなあ・・」





「いや、だめだ!!」


「これじゃ、これまでの、僕と同じじゃないか!!」


ここで、またチョコチョコ走りに戻ったら、また、もとの木阿弥です。




とにかく、ナンバ歩きにして、歩くスピードは格段に速くなりました。

そのコツを、なんとか走りに取り入れて、新しい境地を作りたい。

今、目指しているのは、まさにそれです。






ですから、これも、神様が僕に与えてくれた試練に違いありません。

あのランナーも、神様が僕にあてた刺客かもしれません。

きっと、刺客です。





ふん、もう迷わないぞ。

今度は、返り討ちにしてくれる。

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