2015年10月21日水曜日

皇居でビルドアップー背後霊に追われて・・・



昼間から皇居を走ってきました。

今朝は、早朝から仕事をしていたんで、途中で息抜き。


最初は、お昼休み時に皇居3周を考えていましたが、次々と仕事が入り、押しにおされて、結局皇居2周しかできませんでした。


それでも、5分ペースで10kを目標に走り始めたんですが、終わって見ると、1周目は24分30秒、2周目は23分でした。


悪いタイムじゃないじゃない?

あきらかに5分ペースよりいいじゃないか!!





なんて思いますが、結構必死に走った感があるので、なんとも・・・です。

これで、それだけ・・・みたいな感じな訳です。






特に2周目。


最初から二人ほど抜いたんですが、どうも、そのうちの一人が、僕の後方にピタリって貼り付いてきるじゃないですか。


後方から、足音が、パタパタとするので、わかります。

しかも、僕と違って余裕の走りです。


なんと、聞こえてくるのは、足音だけです。


まったく呼吸をしていないかの如く、静かです。

とにかく、息使いが違います。




一方の僕。


まるで、呼吸の音を周りに振りまきながら走っているわけです。



もう、ガソリン車と電気自動車の差みたいです。

うーん、だったら、僕を軽く抜いて、先に言ってくれればいいのに・・・




なんて思いますが、

嫌がらせのように、後方にピタッとくっついたままです。

やめてくれ!!

いったい、僕が、あんたに、どんな悪い事をしたっていうんだ?

えっ、もしかして、抜かれたことを怒ってるの?

だったら、謝ります。

謝りますから、どうか、先に行ってくれませんか?

勘弁してくださいな・・・・





そんな独り言を思い浮かべながら走っているわけです。




それでも、足音は、消えません。

しつこいなあ・・・





いやいや。ちょっと考え方を変えてみようじゃないか!!


もしかしたら、これは神様がくれた試練なのかもしれません。


そうです。

これは、僕にとっての、練習なんです。


最近、ストライドも少しは大きくなったので、スピードも出るようになった気がしています。

だから、神様が、僕にわざわざ与えてくれた試練に違いありません。




ここで、どーんと好記録を出して、

「練習でも、この記録なんで、大会だと!!」

なんていう、自信を与えてくれるに違いありません。


とにかく、苦しいですが、後方にランナーがピタッとついているので、こちらも全く、気が抜けません。




とにかく、最後まで気を抜かないことだ。

そこで、僕は、またひとつ成長するんだ!!





とは、いうものの、気持ちの良いものではありません。


まるで背後霊です。


この背後霊さん。


やはり、途中で、僕を抜いて置き去りにしてくれないものか?



それか、例えば、彼のゴールが途中にあってくれないか?



彼のゴールまでいけば、もしかしたら、この背後霊から解放されるかもしれません。

そんなことに、ならないのだろうか・・・




ところが、半蔵門を過ぎてもついてきます。


桜田門手前も、彼のゴールではないようです。



どうやら、大手町の僕のゴールまで、この背後霊につきまとわれる可能性が高くなってきました。

もう、そうなったら、最後の400メートルは全速力で、振り切るだけです。

ぶっちぎりだぜ!!




しかし、この息使いの差。

ぶっちぎるどころか、ぶっちぎられるんじゃないかしら?


そう思った瞬間、その時のために、余力を少しだけ残しておかないと・・・・









その瞬間です。

そう、あれは、桜田門を過ぎた辺りです。


僕が、軽く飛び出して、僕を軽く抜いていきました。


しかも、相変わらず余裕の走りです。

まるで、鼻歌を歌っているかのような走りです。




なんてこった!!

こっちは、必死に走っているのに・・・・



もしかしたら、彼は、ビルドアップをして、このまま、次の周に突入なのか?

うーん、見せつけてくれるぜ!!


なあんて思ってましたが・・・、そのランナー。

内堀通りで、ゴールされました・・・・




な・・なんだ。

背後霊は、背後霊で、余裕のある走りにしか見えませんでしたが、もしかして、結構必死に走っていたのかもしれません。

だとすると、僕のおかげで、実は、彼にとって良い練習ができたのかもしれません。





じゃ、なかったら、最後だけ僕を追い抜いてゴールするってありえないでしょう。


まあ、故障明けで、少し軽めのジョグをして、最後の200メートルだけ少しアップされたのかもしれません。


いずれにしても、僕は、ようやく背後霊から解放されて、残り500メートルを必至に走りました。


そして、ゴール。

この1周は22分くらいかな?

なんて思ってましたが、オフィスに戻って計算してみると、23分。


なんやねん!!

結構必死に走ったはずなのに。



あれで、何度、少しスピードを落とそうか・・・なんて悩んたんだよな。


それでも、我慢して走った結果が、23分。オフィスからの11KMが平均4分51秒。


良く頑張ったんだけどなあ・・・・



なんだか後味が悪いなあ・・・・




2015年9月9日水曜日

北海道マラソンを走って来ました。その2

北海道から戻って来て、録画しておいた北海道マラソンをみたんですけど。


驚きました。


なんと、トップのランナーは、エイドで何にも食べないんですね。


まあ、考えたら、マラソン中継で、エイドで食事を貪る一流ランナーなんて見た事ないですから。


だとしたら、可哀想です。


だって、北海道マラソンのエイドで食べたスイカ。

美味しかったんですもの。


バナナも頂きましたけど、スイカは甘かったなあ。


故郷の宮崎の今年のスイカは、天候のせいか甘くなかったので、とても美味しく頂きました。


宮崎のスイカっていっても、実家の庭の奴なんで、市場のスイカの状況は、よくわかりませんけど。


スポンジは、一流ランナーも使い放題でしたたね。

逆に、あのスペシャルドリンクってのが、怪しいですね。


だって、トップランナーと言っても、見るからに、僕の走りと、そう違わない感じなんですけど、なんで、僕は、2時間も遅れてゴールするんでしょうか?


ピッチは同じだし、別段、一流ランナーだといっても、必死に走っているようには見えません。


おかしいなあ。


あれは、もしかしたら、スペシャルドリンクのおかげ?

そういえば、マラソン中継で、給水に失敗しました!ってアナウンサーが興奮して喋ったりしてませんか?

あれ、スペシャルドリンクを飲まなかったら、走れないってことなんですかね?速く。

スペシャルドリンクが飲めなかったばっかりに失速するんだったら、ますます怪しいなぁ。


あれ、僕が呑んだら、どれ位のスピードがでるんだろうか?


なあんて、空想してしまいました。


つづく

2015年9月7日月曜日

北海道マラソンを走ってきました。

北海道マラソンを、走ってきました。

夏だからでしょうか?


ここんとこ、走っても7分半のペースでヒィヒィ言ってます。僕。


そして、ウルトラを始めてからです。

「ちょっと歩いちゃう?」君が、度々登場するようになってきたのは。


以前だったら、走っていて苦しくても、結構我慢できた様に思うんですけどね。


単なる錯覚かも、わかりませんけど。


おまけに、考えたら、8月に入って20キロを走った事は無いかもしれません。

(これは、記憶違いで、後から調べてみると、2回程あったんですけど。)


要するに、だいたい、僕は、暑さに弱い訳です。


夏にフルマラソンなんて自殺行為です。


おまけに、体重が4キロ以上も増えてます。

つまり、今回の北海道マラソン。


完走という目標を引っさげて臨みました。

いや、単なる完走ではありません。


3年前に10キロ過ぎで膝を痛めて、パトカーから逃げるように走った、あの走りは越えたい。

なんとしてでも、余裕を持ってゴールしたい。


ですから、普通にジョギングして、4時間半を切ろう!


もう、最初から、そんな目標です。


ですから、前日から酒を浴び、何時もの週末のランニングの様に、気楽な気分でスタート地点に到着しました。

ところがです。

走り出すと、予想外のペースで走ってます。


ガーミンを確認すると、ここ数キロは、5分を切るペースです。


嘘だろ。


いやいや、こんなペースが続くはずがありません。


まあ、前の週に参戦した宮ヶ瀬のリレーマラソンは、1.8キロの周回コースを皆で手分けして走ったわけです。


1.8kmなんで、遅い僕でも、平均、4分半のペースで走れます。


だからでしょうか?


少し身体がスピードに慣れただけかもしれません。

ここんとこ走っていて、分かってます。


こんなペースで最後迄持つ訳がないと。

それより、僕には仕事があります。

6キロぐらいの所に、知り合いの知り合いのお母様が待っているらしいです。

FACEBOOKで、北海道マラソンを走ると伝えたら、そんな指令が飛んできてしまいました。

知り合いの知り合いなんで、それが誰だかサッパリわかりませんが、とりあえず、そのお母様を見つけて挨拶して写真におさめる事。


これが、僕の使命です。


まあ、丁度いいです。

このまま走るだけでは、面白くありませんし、休憩する良い理由です。


程なくして、そのお母様の団体を見つけました。


早速ご挨拶。

最初は

「あんた誰?」


って怪訝な顔をされましたが、知り合いの名前を出しすと、のってきてくれました。


証拠に記念撮影!

よし。まず任務終了。


次の目的は、今回、参戦されている吉田香織選手を、折返し過ぎで応援する事です。

そんな気楽な気分で走っていましたが、10キロの地点では結構なスピードです。


これは、不味い!


何が不味いかって?


このまま走って、後半ペースが遅くなって、きっとサブフォーギリギリをさまよいそうです。

そうなると、4時間の亡霊に追いかけられて、気分良く走れる気がしません。

おまけに、最近の僕の走りから考えると、きっと少し頑張り過ぎてしまい、バテバテになって、ゴールどころではないかもしれません。


ここは、やはり、4時間半の目標を徹底しないと。


きっと後半死んでしまいます。

少しペースを自重しましたが、15キロで1時間20分。


ほら、見事にヤバいペースだ。


このペースだと、30キロで2時間50分位だろ。


すると、4時間ギリギリのペースに違いありません。


4時間の亡霊が、もうそこに待ち受けています。



それだけは避けたい。


しかし、僕が、これ以上に速く走れる筈もありません。


こうなったら、目標時間を4時間10分にしよう!


4時間10分なら、結構落ち着いて走れそうな気がします。

つづく

2015年8月24日月曜日

24時間マラソンで思ったこと



24時間マラソンには、色んな意見があります。



特に、走っているランナーからすると、



「100キロを24時間、しかもギャラをもらって走って、その上に、あのサポート体制。感動するレベルじゃないよね!」

みたいな。


確かに、24時間もあれば100キロを余裕をもって移動できるかと思いますよね。



だから、あんまり興味ありませんでした。



ところが、宮ケ瀬で開かれた24時間リレーマラソンから帰宅して、シャワーを浴びてビール飲んで、お昼寝モードに入りながらTWITTERをチェックすると・・・


なんと、

あのDAIGOが、僕のジョギングコースに侵入してくるらしいじゃないですかっ!!




これは、いけません。

慌てて、ランニングウェアに着替えて、飛び出していきました。



いつものコースに出ると、もう、そこはいつものジョギングコースではありません。


沿道のどこかしこに、多くの人がいます。


携帯を片手に、何かを待っている状態です。



そう、皆さん、DAIGOの登場を待っているのです。



普段、僕が走っても、まったく見向きもしない人たちが、沿道に出てきています。




そんな中を走るわけです。


僕が!!



否応がなしに、注目されます。

「えっ?」

という顔で。




普段は、ランナーなんて興味ない人たちなんだろうなあ・・・

そう思いながら、軽やかに進んでいきます。

そう、できるだけ軽やかに進んでいるように見せるのは、なんだか重要なことのように思えてきます。


だって、きっとDAIGOは、死んだように走っているんでしょう?

そんなランナーと一緒にされては困ります。

24時間リレーマラソンで走ってきたばかりの僕には、少しだけの、ランナーとしてのプライドはあるのです。



しかし、こんなに、多くの人がこのジョギングコースの沿道で声援を送るなんて、まったく普段からは想像もできません。




ようし、このまま、DAIGOに遭遇したら、一緒にジョギングしてみようかしら?


なんて、思いましたが、それどころではありません。




前方から、DAIGOの前を露払いしながら大きな塊が移動してきます。

当然、彼らが完全に移動するまで、歩道の脇で立ち止まって、待つしかありません。


そして、現れたDAIGO.

歩いていました。


まあ、100キロ近くも移動してるんです。


疲労がたまって、あんな走りになっても、なんの違和感もありません。

当然、周りの声援に応えることもできないみたいです。


これは、DAIGOちゃんの愛想が悪いわけではありません。

もう、きっとそれどころじゃないんです。



その証拠に、横断歩道で暫く立ち止まって、それから出発する時は、後方の人に向かった、大きく手を上げていましたから。

声援にこたえる気持ちはあるんだろうなって思います。


そうそう、歩いて移動かと思ってましたが、あれは、たまたま、上り坂だったからですね。

平坦な場所では、8分ペース位で移動してました。

なんでわかるかって?

DAIGOが過ぎ去ったあと、暫く走っていて道路の反対側を折り返したからです。

すると、きっちと走ってました。



初めて、100キロを完走した野辺山を思うと、この時点で、8分ペースでも、かなり凄いことだとは思います。


そう、色々言われるかもしれませんが、ランナーはランナーです。

頑張って走っていることには変わりありません。

頑張れ!!





ゴールの9時までに、まだ4時間半も残されています。

そして、ここから武道館までは、13キロ位です。

普通に走れば1時間半くらいかと思います。


その倍としても、このままでは7時半には、武道館じゃないの?


って思いましたが、休憩が半端ないみたいです。

2、3キロ移動しては、かなりの休憩を取っている様子です。




もう、これは、エンディングに合わせる為の演出です。

そんなところが、この番組が、批判される一つの要因でもあるんでしょうね。



でも、普段僕が走っても、沿道に出る事さえしてくれない皆様方が、ランナーに触れる機会を与えるってことだけでも、良いことかもしれません。








そう思いながら、帰宅して、再度ビールの美味に酔っていました。




すると、テレビを見ていた、息子が心配します。

DAIGOは、時間内に完走できるかって?


「完走できるに決まってじゃないか!!」


「だって、もう大分前に、ここを通過してるんだから・・・・」


「まあ、テレビだから仕方ないね。みんな、そんな演出にだまされるんだよ。」


「普段走った事があれば、そんな嘘はすぐに見破れるようになるんだけどね」



「テレビって、そんな、なんにも知らない人をだましてるんだって事、覚えておきなさい」


「こういうのをプロパガンダって、言うんだよ」




なあんて、親父の権限を使って、女子バレーから24時間テレビにチャネルを切替えようとしている息子を説き伏せました。




もちろん、僕の狙いは、世界陸上!!


「だって、知ってるか?」

「織田さんによるとだな・・・」

「織田さんだよ。織田裕二」



「その織田さんの話では」



「なんだか、"今晩の100メートル決勝は、ボルトとガトリンの一騎打ちだけじゃないみたい。あのタイソンゲイとパウエルも決勝に進出だって。だいたい、そんな彼らが同じトラックで戦うことは、これまでになかったこと”らしいよ。」



「”その歴史の瞬間を見逃すな”なあんて言ってるから、絶対みなきゃ・・」



そう言いながら、チャンネルを世界陸上に変える僕。





えっ?

でも、これって、


これって、DAIGOが間に合うかどうかの演出に踊らされているのと同じレベルじゃないのかしら?





2015年7月7日火曜日

野辺山ウルトラマラソン その7




野辺山のコースは、記憶によると、確か20km辺りまで、上って、あとは50㎞まで下りだったはずです。

で、20㎞に到達したのが、確か2時間半。




そう考えると、40㎞は、なんだか4時間半で行けそうな気がします。

だって下りでしょう?


昨年は、42キロ地点は5時間以上かかってました。




もう、これは確実に昨年より大幅に記録更新です。




下り坂も、脚を傷めないように慎重に走ります。

昨年は、ここを下るときに膝にきたんですよね。


ところが、好調です。



気持ちよく下れます。

もう、これは4時間半は間違いない・・・と思っていたら、上り坂が。

あれっ? 20km以降に上り坂ってあったっけ?


あったとしても、大した坂ではないはずです。

だって、基本下りのはず・・・




なんですけど、いつまでたっても上ってます?

あれあれあれ?

野辺山って、最近の地震で地形が変わったりしたんだろうか?




いや、そんなはずはありません ・・・



しかし、なんだか下りだけと思っていましたが、予想外に上りが多いです。



そうか・・・去年は、この辺りは、脚が痛くて、下りがきつかったんだよな。

逆に上りは、速足で歩いて、結構前のランナーを捕まえながら歩いていたような。

そんな記憶がよみがえってきました。




だから、あんまり上り坂の意識がなかったのかもしれません。



うーん、人間の記憶なんて、全くあてになりませんな。

それどころか、まだ35キロというのに、4時間半を回ってしまいました。




4時間半でフルマラソンの地点に到達するはずが、とんだ計算違いです。

カミさんには、9時半に行くから…なんて伝えておきましたが、それどころではありません。

こりゃ、大変だ!!


や・・やばいぞ。

昨年より、遅いかもしれない。



そうだよな。

昨年、完走出来なかったって会話していたカップルにも置いて行かれているザマです。

くそう。




下り終わって、50キロを過ぎると、暑さとの戦いが待ってます。

それから、また、急激な上り坂。

そして昨年、悲鳴をあげながら走った急激な下り。

最後の10kmも、上りです・・・


こ、これは完走できないかも・・・・


そんな一抹の不安に襲われます。

しかし、前に進むしかありません。



案の定、下りが増えてきました。

すると、下りは、昨年と違って、かなり順調に走れてます。

40km通過が、丁度5時間。

42km地点は、5時間10分は切ってました。



なんだか、その時点で、昨年と同じようなタイムにまで、挽回できたような・・

まだ、あきらめるのは早すぎます。


つづく







2015年6月23日火曜日

2015 野辺山ウルトラ 再び  その6 (久しぶりに更新)



5キロを通過した時間が、確か28分台でした。


後方からスタートしたので、スタートに4,5分かかったとしたら、とてつもないスピードです。


良く覚えていないんですが、昨年は、多分最初は6分半ペースだったように思います。

それを考えると、確実に去年より速いはずです。


これは、絶対、間違いありません。




しかし、去年は踏切で立ち止まりましたが、今年はなんと電車が通った後を僕が通過したわけです。

どういうことなんでしょう?


電車の時間も、野辺山のスタート時間もほぼ同じはずです。




いや、今年の僕の今走り。昨年より、絶対速いはずだ。


だとすれば、また、すぐに次の電車が現れるはずです。

その時間の電車こそ、僕が昨年立ち止まらされた時間の電車のはずです。




踏切を難なく超え、線路の横を暫く走りながら祈ります。



電車、来てくれないかなあ・・・

来てくれれば、去年より先に進んでいる確実な証拠になります。


絶対、去年より速いはずなんだけどなあ・・・




しかし、電車はなかなか現れてくれません。




やっぱおかしいよなあ・・・


という事は、どう考えても、去年より遅いんじゃないかしら。

突然、不安に掻き立てられてきました。




去年は、とにかくギリギリでゴールしたわけです。

このままじゃ、去年より遅くて、へたすると制限時間内にゴールできないかもしれない・・・

そんな不安が、まだ5キロちょっとしか走っていないのに湧いてきました。


もし、そうだとすると、これはやばいぞ・・・




暫くすると上りが始まりましたが、少し頑張って走ります。

だいたい、去年は、こんなところで記念撮影なんてしていたからなあ・・・



今年の僕は違います。前しか見てません。

真剣に走っています。





するとどうでしょう、

10キロの通過時間が、60分とちょっとでした。


こ・・・これは凄いんじゃないかしら?去年と比較して。

このままいくと、42キロ地点を4時間半で余裕で通過できるかもしれません。


僕の心にも、少し、余裕が出てきました。



確か上りは20キロまでだったような。

最高地点に2時間半で辿りつけば、暫くは下りだったと思うので、脚さえ大丈夫なら、42キロを4時間半で通過できるだろう・・・




今考えると、どうして、そう考えてたのかわかりませんが、ふと、そう考えてしまいました。




今年の僕は、昨年より、絶対速いはず・・・・

そう思いながら走りますが、前の二人の会話を聞いて、少しびっくりします。




「ええっ、野辺山の後方って、こんなに混んでるの?全然走れないじゃん」

「ちょっとトイレで遅くなったんだけど、野辺山がこんなに混んでるとは知らなかったよ」

「これ、結構後ろの方じゃない?」

「ゴールできんのかな?こんなんで・・・・」



きっと、普段は凄いスピードで走る人なんでしょうけど、そんな会話を聞くと、僕まで心配になってきました。




えっ?実は僕って結構後方なのかしら?

素直な僕は、そう信じ込まされてしまいます。




そんなこんなで、上りは、ゆっくり歩くはずでいたが、少し焦って走っていたら、なんだか眩暈がしてきました。

こりゃやばいぞ・・・




いや、きっと大丈夫なはずだ。

10キロを6分ペースできていたんだから、昨年の僕より10分は前を走っているはずだ!!

だいたい、彼らは、普段はきっと10時間位で走る人なんだろう・・・

ごまかされてはいけないぞ!!



そう言い聞かせながら、上りはゆっくり歩くように進みます。




すると今度は若い男女のが会話が聞こえてきました。

どうも、同じランニングクラブのようです。


「いや、去年、最後の関門は突破できたんだけど、20分遅れでゴールしたから完走できなかったんだ」


その若い男性ランナーは、制限時間を超えて走った経験を、いかにも悲壮感たっぷりに彼女に伝えてました。

その二人が僕の前を走っているわけです。




ええっ、こいつらと同じなのか?

なんてこった!!

こりゃ、真剣にまずいかも・・・



そうはいっても、少し走ると眩暈がして、どうにも力が入りません。

とにかく前に進まなければ・・



つづく





2015年5月27日水曜日

2015 野辺山ウルトラ 再び  その5



ようやく、スタート集団が動き出しました。


こりゃ、急がなきゃ!!


と思いますが、いきなり息がハアハア状態です。


結構苦しいじゃないですか。


昨年もこんなに苦しかったっけ?





おっ、もしかしたら、昨年は、この周辺のホテルの宿泊していたわけです。

ところが、今年は、ちょっと離れた場所のペンション。

確か標高も、野辺山より低いはず・・・・


そうか。そういうことか・・・



しまった!!


高い標高のホテルに泊まって、少しでも体を慣らしておくべきだったかもしれません。

だから、最初から、こんなに苦しいのか・・・

まだ、これから100キロも走らなければならないというのに。

とにかく、急がなきゃ・・・

電車が来てしまう。




一応ガーミンはしてますが、バッテリーの問題があるので、ガーミンのスイッチをオンにするのは、50キロ地点からだと決めてます。


ですから、ガーミンといえども時計としての役目しかありません。

いったい、自分がどれくらいのペースで走っているのか検討もつきません。






「えっ、なんでアンタがこんなところを走っているのよ・・?」


どうやら、同じランニングクラブの若い男性をみつけたオバさんが、僕の目の前のランナーに声をかけてます。


会話から見えて来たこのランナー。

普段は、かなり速いランナーみたいですが、富士5湖を走って少し故障し、またすぐにウルトラマラソンが控えているので、野辺山は壊れない程度に走る・・・なんてコメントしてました。

「しかし、後方がこんなに混んでいるとは・・・」


なんて、普段は、こんな位置で走った事がないようなセリフです。





へーーーっ。

良いヒントを頂きました。


真剣に走っているんですが、ということは、この場所は、まだまだ、限りなく後方に違いありません。

急がなきゃ。

5キロのエイドには目もくれず、先を急ぎます。


時間にして、だいたい30分なんで、ロスタイムを考えると、5分台で走っているはずです。

いいぞ!!





そろそろ、踏切じゃないかしら・・・


そう思って、前方を見た瞬間です。


ああああっ!!



なんと、遠くに見える踏切の赤い信号が点滅しています。


ええっ、間に合わなかったのか・・・

というより、去年よりだいぶ遅いじゃないか。


去年は、その時間に、僕は踏切の近くにいたわけです。

そこで、電車の写真を撮ったり、かなり余裕をこいていました。




ところが、どうでしょう。

今年は、そのかなり後方、軽く見積もっても、数百メートルは後方を、まだ走っている僕です。



・・・・・・?

去年より真剣に走っているのに・・・・・



そんな馬鹿な!!



もしかしたら、あれは、去年の電車より、1本早い電車なのかもしれない。


きっと、そうに違いありません。




だって、結構頑張って走っているもん僕。






案の定、僕が踏切地点に差し掛かった時には、既に電車が過ぎ去った後でした。

ですから、ラッキーなことに、踏切によるロスタイムは全くありませんでした。

しかし、去年より遅いはずがない!!





きっと、きっと、この数分後に、電車がまた通るはずだ。

その電車が、昨年の僕がひっかかった電車なんだ・・・・

去年の僕は、もう少し後に、あの踏切地点に到達したに違いない!!




そう思いながら線路脇を走りますが、次の電車が通る気配など微塵もありません。


おかしいなあ・・・

そうだよな。

だいたい、こんな田舎をそんなに電車が何本も通るはすがないだろう。


しかも朝の5時台です。

東京でも、こんな時間だと、そんな本数は多くありません。




ということは、今年の僕は、昨年よりかなり後方なのか・・・・

こりゃ、やばいそ・・・

急がなきゃ。

つづく




2015 野辺山ウルトラ 再び  その4




ホテルの宿を、夜逃げするように出てから、野辺山に到着したにが、4時半位。

ところが、会場近くの駐車場は既に満杯の様子です。

警備員のおじさんに、「あっちへ行け!!」と指図されます。

どうやら予備の駐車場は、向こうの方にあるようです。

そちらから歩いて来る団体も多いので、きっと予備の駐車場に止めた人たちなんだな・・・




ところが、いけどもいけども、駐車場らしき看板が見当たりません。


「ええっつ!!これから100キロも走らされるのに、その前に駐車場から会場まで何キロも走らされるのか???」



普通、

「100キロ走る人間にとって、たかだか数キロって誤差の範囲じゃないか!!」



なあんて、思われるかもしれません。


甘いです。


思い返せば、昨年の野辺山。

最後の残り10キロの長いこと長いこと・・・

それを考えると、こんなところで無駄な体力を使うわけにはいきません。




しかし、そんな中。

道路脇をウォーミングアップなのかどうなのか知りませんが、走っているランナーがいます。

これから100キロも走るに・・・




彼らこそ、本当の変態なんだと感心させられます。

信じられない!!





そうそう、駐車場。


仕方がないので、適当な広場に車を止めて、確認することにしました。

実は、前方を走る車が、道路脇の広場に駐車したから、僕らもそこに車を一旦止めてみました。


で、その前方の車から降りてきたランナーさんと、会話したんですが、「駐車場は良く分からない」「とにかく、ここに止めて会場まで・・・」

みたいな結論で、お互い納得しました。





そのランナーさんもカミさん(もしかして愛人かもしれませんが・・・)と一緒だったので、スタートしたら、30分後に、そこから彼女が車を移動させれば済むわけです。




それは、我が家も同じ。


とにかく、スタート前からそんなに走って疲れたくないので、とっとと車を止めて、会場へ向かいます。




それから、荷物を預けたり、なんやかんやしていたら、結構後方からのスタートです。

明らかに、昨年より後方です。



おまけに、昨年よりランナーの数が増えたような気もします。


こりゃ、大変だぞ。



暫くすると、スタートまでのカウントダウン。



「10、9、8、7、・・・・」


あれっ?まだ4時59分40秒台じゃん。10秒早くない?


も・・もしかしたら、僕のGPSが狂っているのか?


ど、どうしよう・・・



しかし、スタートしたはずですが、この集団は、暫くしても、なかなか動きだしません。


「は・・・早く踏切まで行かなければ・・・」


そう思いますが、集団はびくともしません。


今年は、安藤美姫さんみたいなゲストがいるわけでもないんですが、スタート地点の坂本さんとかの写真とっているランナーも多く、相変わらず、後方が閊えています。


おいおい、ここの数分が貴重なんだぞ・・・


きっと、電車は、正確な時間を刻んで、野辺山の駅に向かっているはずです。


つづく














2015年5月24日日曜日

2015 野辺山ウルトラ 再び  その3


昨年の野辺山を思い出してみると、いきなり電車の踏切で立ち往生させられました。



昨年の僕にとっては、初めてのウルトラマラソン。


ウルトラマラソンにとって、そんな数分のロスタイムなんて大したことないじゃん!!


って当時は勝手に思ってました。



しかし、昨年の野辺山を、制限時間10分前にゴールしたことを考えると、その踏切の待ち時間だって貴重なんだよな。



ふと、そんな考えが浮かんできました。



だいたい、野辺山のスタートだってきっちり、朝の5時。

日本の電車は時間をきっちり守るという事もあります。

きっと、あの地点を電車が通過する時間は5時xx分って決まっているに違いありません。




だから、昨年より、少し早目に踏切まで移動できれば、そこで立ち往生させられることはないんじゃないか?



昨年なんて、多分、最初は7分ペースで走っていたから、少し飛ばせば、あの踏切は超えられるんじゃないだろうか?


そこで、昨年に比較して数分のアドバンテージをもらえるじゃないか!!




さすが僕です。

そんな重要なことが、バキッバキッバキッと浮かんできました。

きっと、こんな大事な事を知っているランナーなんていないんだろうな。

だって、誰もブログに、そんな重要な情報載せていませんから。

何名かのブログでは、「踏切で立ち往生させられた」って、情報までで、そこから先を分析するまでの方には、未だかってお目にかかったことはありません。




ふふふふ。



こんな貴重な情報。そっと、僕だけの情報として、心にしまっておこう!!







とにかく、前半少し飛ばして、あの踏切を超えるぞ!!



いきなり、今年の作戦が決定です。




  • 踏切を超えてからの、20キロまでの上りは、できるだけ体力を温存して歩く。
  • とにかく、上りは歩くの精神で!!
  • そして、下りで加速すれば、42キロ地点には4時間半位で到着するんじゃないだろうか?
  • 昨年は、42キロを多分5時間以上かかってましたから、かなりのアドバンテージでだぜ。
  • そう考えると、暑さに、弱い僕でも、50キロからの灼熱の地獄をクリアして今年こそ、7時間で59キロの休憩ポイントに到着できるに違いありません。
  • 59キロまで到達できれば、あとは、時速6キロで、ゆっくりゴールを目指せばいいわけだ。
  • おまけに、膝さえ問題なければ、79キロからの下りで一気に時間を稼いで、後半も気持ちよく走る事が出来るぞ!!



なんだか、行けそうです。



そうだな。

まずは、踏切を上手くかわすことが、最初の僕の目標だ!!


そこさえクリアすれば、今年こそ余裕をもって、野辺山を完走できるぞ!!


つづく
















2015年5月22日金曜日

2015 野辺山ウルトラ 再び  その2



野辺山ウルトラマラソン。


今年の荷物預けは、昨年と違って42キロ地点と、71キロ地点だけです。

知らなかった・・・・



しかし、前日にそんな話題をFacebookに上げたら、

「私は前日知りました」と今年で8回目の野辺山の達人からのコメント・・・

おまけに、

「私は、この記事を読んで知りました・・・・」

なんていうウルトラランナーもいて、もうびっくりです。



とにかく、どう考えても、42キロから、ボルタレンの入ったバッグを背負って走るのは、無駄です。

42キロだと、まだ元気だと思いますし、だいたい、昨年の野辺山は50キロ過ぎた辺りから、熱くて死にそうになった記憶があります。


やっぱり、50キロ過ぎの上りは手ぶらで走らないと・・・・


ということで、今回の野辺山。


荷物は71キロ地点の1か所に絞ることにしました。


そうと決まったら、購入するエアサロンパスもボルタレンも1つで済みます。

おかげ様で、昨年の半額ですみました。





さて、昨年と比較して今年の僕がバージョンアップした点。


宿です。


昨年は、大会が推薦する宿に宿泊して、大変な目にあいました。


その詳細はこちらから・・・


野辺山ウルトラ スタートまで その1



野辺山ウルトラ スタートまで その2






今年は、野辺山から少し離れた場所の宿を予約することにしました。

しかも、今年は、走り終えた、当日も宿に宿泊するというおまけつきです。


だいたい、昨年の野辺山。


たしか最終電車7時50分に乗らないと東京まで帰りつけなかったわけです。

ですから、僕にとっての野辺山は、100Kのゴールテープが最終到達点ではありませんでした。


100Kを走り終えた後、きちんと着替えて、ちゃんと駅のホームに7時50分までにいかないといけなかったわけです。


とにかく、昨年の僕は、忙し過ぎました。

100Kも走ったあとなのに。



そんな反省もあり、近くの宿を「じゃらん」で予約したんですが・・・・




土曜の朝に宿に電話してみると、なんと野辺山まで45分かかるというじゃないですか・・・

ええっ!!

家から車で行っても3時間なのに・・・45分て、かかりすぎじゃないですか?


だって、野辺山の近くなんですよ・・・その宿。

同じ長野県だし。



地図で確認しても、そんなに離れていません。


おかしいなあ・・・



しかも、


「野辺山ウルトラマラソンに出場するので、日曜日の朝の3時半には、宿をでます」



なんて言ったら、


「そうですか・・・勝手に出て行って下さい。 おにぎりは、作っておきますから・・・」

みたいな返答でした。



なあんだか、どうやら、宿泊している人間で、野辺山を走るのは、僕だけみたいです。

てっきり、何人かランナーが宿泊しているものと思ってましたが・・・




やっぱし、宿から45分もかかるから、誰もとまらないのか?


そして、車のナビゲーションで確認しました。

本当に45分もかかるのか?


うーん、どうも宿は、野辺山からみたら、山の裏側になるようです・・・

だから、直線距離は、結構近いんですけど、車で移動すると、少し距離が遠くなってしまいます。




うーん、失敗したなあ・・・

でも、まあ、それでも、45分で行ければ幸いだ。

それに、今回は、最終電車を気にせず、ゴールを目指して走れるし、完走した後も、宿でゆっくりできるはずです。


宿で美味しいビールを飲むぞ!!




ところが・・・です。




野辺山の受付をすませて、宿にいってみました。

すると、どうでしょう。


どうやら、夕食の時間は、一律で午後7時だそうです。

ええええええええ??


7時が夕食の時間って、昨年ゴールしたのが、午後6時50分くらい。


それから、着替えて、車を飛ばしても、きっと7時半。

夕食には間に合いそうにはありません。


だったら、午後6時くらにゴールしないと、夕食にはありつけないことになるのか?



失敗したなあ・・・




なんて思っていたら、

「だいたい、なんで、ペンションなんてとったの?」

と、カミさん。



どうやら、ペンションというのは、宿泊した仲間で夕食を一緒にとったりするそうです。


そうだったのか・・・

ペンションって、そんなとこだったのか・・・


せっかく宿をとったのに、最終電車を気にしていた、昨年の野辺山よりも、更に厳しい条件になってしまいました。


つづく





















2015年5月21日木曜日

2015 野辺山ウルトラ 再び  その1



去年の野辺山の戦略はこうでした。


59キロの荷物預けポイントまで、7時間で到達して、残り41キロを7時間かけて歩いてゴールする。


その緻密な戦略面のおかげで、初のウルトラマラソンにもかかわらず、昨年は無事完走する事が出来ました。


そして、今年は2度目の野辺山。


1度走って勝手知ったる野辺山です。


今年は、更に緻密な作成を考えてました。



59キロの荷物預け地点まで、7時間で余裕を持って辿り付き、79キロからは気持ち良く走ってゴールする。



です。


特に、昨年は、79km の馬越峠からの下りは、痛みとの戦いでした。


90キロからの上りもしんどくて、後半はバテバテでした。


昨年のブログを改めて読んでみると、後半は爺さんと抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り返していたんですね。



とにかく、なんとか完走するために、予定より遅れた時間を取り戻す為に、たまには走りを入れないとゴール出来ない状況の中、ガーミンと睨めっこしながら、歩いたり走ったりしてました。


だいたい、走れれば良かったんですけど、継続的に走る余裕なんてありませんでした。


だから、残りの12km1時間50分もかかっているわけです。



まあ、そこを1時間半位で気持ち良く走れれば、昨年の記録は簡単に越せます。





まずは、前半で膝を壊したりしない事。


余力を、残して79kmに到達して、その先の坂を気持ちよく走れる事。



この2点を昨年の戦略に上乗せして密かに野辺山に臨んでいました。




と、ところが、どうでしょうか?


野辺山の前日になり、ようやく、大会要項なんぞ読んでみたんですが、なんと。今年の荷物預けの場所は、去年と大きく異なっているじゃないですか!


昨年は、42kmと、59km87kmの三ヶ所から二箇所を選択して預けていました。


僕は、59キロと87キロを選択しました。

だから、59キロが、かなり重要なポイントだったわけです。

ところが、そのポイントが今年は違うようです。


もう今年の荷物預けの場所は、強制的に42km71km地点と決まってます。

選択肢はないようです。


えつ!

だいたい42km地点で、荷物預ける必要ある?


まあ、考えたら、野辺山の場合は、前半トレイルコースなんで、そこでシューズを履き替える人がいないこともないのか?





とにかく、前日になり、準備品を買い物に行こうという時に、予定が狂ってしまいました。


つづく

2015年5月10日日曜日

野辺山を前に、走力は上がっているのか?



野辺山を控えて、昨日、軽く走って来ました。

途中、ランナーを意識したり、自転車を競争したりしながら。

10.5キロを55分。


おおっ。


これって、絶対、昨年より走力が上がっているよな。


そう確信して調べてみたんですが・・・


1年前のその日、14キロを、それ以上のペースで走っていた事実を知って愕然。

おかしいなあ・・・


絶対昨年より走力は上がっているはずなんでだけどなあ。

昨年の方がいいのかしら?



ちなみに、Runkeeperでペースを確認してみました。

100メートル単位のラップは、なかなかじゃないか。

コンスタントに4分半ばだし、ところによっては3分台まで発見。

そうだろ、そうだろ。



しかし、解せないのが、それでも、1キロ単位のペースになると、全く遅いという事実。


例えば、5分3秒とか。


なんで?



ずっと4分半ばで走りながら、何これ?





しかし、絶対時間は、修正できません。


もしかしたら、GPSがおかしいだけかもしれません。



少なくとも、昨年に比べて、そう進化したわけでない!!


これは、事実として受け止めるしかありません。


おかしいなあ・・・絶対、どこかに進化の証があるはず。

だって、推進力を感じながら走れてるんだもの。

推進力を。





どこかに、違いはないかしら?

そう思って、探してみました。


あった!!!


距離をステップ数で割った、平均ストライド。

昨日は、106センチ。


ここだけは、昨年より、少しだけ広くなっています。

その分、ピッチ数が遅くなって、少しゆとりを持って走れているんでしょうか?



これが、なんとなく、走力があがったように勘違いするきっかけかもしれません。



なんだ、僕の走力は、たいして進化していないのか・・・


ということは、やはり、GPSのバッテリーが切れる前にゴールすることは難しということですか。




僕のガーミンは、12時間しか持ちません。

しかも1年前なんで、バッテリーの質は落ちているに違いありません。

ハートレートモニタやら、余計なバッテリーを使わなくしても、11時間くらいなのかな??



とにかく、どんなに多めにみても、僕の走力では、絶対にゴールまで持ちこたえらせることは不可能です。



昨年は、途中で充電しました。

しかし、バッグの中では充電できないので、両手に抱えて充電しなくてはならないという大きな問題が、現地で発覚。

峠を片手にバッテリー、片手にGPSを抱えながら登った記憶があります。

その間は、エプソンのGPSで凌いだんですが、結局、30時間程度の充電で、最後までもちこたえられました。



とにかく、後半20キロは、確実にゴールするために、ペースを確認しながら走るしかありません。

エプソンなんて、もう1年以上も電源いれてないぞ。

今から、新しいガーミンを購入することもしたくありません。

どうしよう・・・













2015年5月4日月曜日

もうすぐ野辺山ウルトラマラソン





気が付いたら、野辺山ウルトラマラソンが近づいていました。

もう、あと3週間ありません。




昨年、初めて挑戦したウルトラマラソン。

昨年は、5月の連休を利用して、川越まで往復してみて、初めて50キロ以上走ってみました。



しかし、そこで痛めた故障を抱えたまま参加した野辺山ウルトラ。

まあ、なんとかゴールしましたが、昨年の反省を踏まえて、今年は、少し早目にロングマラニック。

4月26日に、横浜まで走って、野辺山に向けての、最初で最後の練習としました。




当日は熱かったですが、距離も歩きを入れて50キロ程度だったこともあり、問題なくこなせました。





逆に、その前日に参加した襷をつないでの、みんなでフルマラソン。


ここで、少しスピードに自信を持ってしまったのが、痛手でした。


僕は、そんなにスピードがあるわけではないんですが、当日、少しついていけた、スピードランナーが、元実業団の方と知って、俄然勘違いをしてしまいました。


いや、彼らだって、真剣に走っていたわけではないのかもしれませんけどね。

一歩、一歩踏みしてて走れば、少しだけでも4分を切るペースで走れるかもしれない・・


そんな、勘違いをしてしまったんです。




先日、大阪の街を走った時も、何度か、全速力で駆け抜けてみます。

川沿いを全速力で駆け抜けます。


推進力がきいて、スピードがグングンあがってます。

というか、気分だけは、そんな感じ。



なかなか、行けそう・・・




なあんて、いうのは良かったんですが、少し調子に乗りすぎたようです。


これまで、足首を意識して、飛ぶように走ることなんてなかったんですからね。

なんだか、少し、足首を痛めたような・・・




まあ、まだ14日あるんで、なんとか故障なしで臨みたいもんです。

今年の野辺山。




さきほど、よくわかりませんが、野辺山周辺のホテルも予約しました。


昨年は、1万円以上も支払ったのに、タコ部屋でしたから。




今年は、車で行く予定です。

しかも、2泊を予定してます。

完走の後に、ホテルで豪遊の予定!!


それに、最終電車に追われるように走る事も必要ありません。

前回は、ゴールを突き抜けて、荷物をまとめて、駅まで走らされましたから!!




とにかく、あの感動を味わうため!!








2015年4月27日月曜日

ランニングエコノミーのヒント 終わり


前回ブログを書いて、もう2週間以上が経過してしまいました。

しかも「つづき」なのに。


なんてこった!!




別段、僕が忙しかったわけではなんですよね。


投稿しようと思えば出来たんですけど・・・ 


その間に海外出張があったりと、時間はふんだんにあったはずなんです。






しかし、前回、便器の上でひらめいた続きが、上手く思えだせなかったんで、二の足を踏んでいたのかもしれません。


その後、すぐに書き込めばよかったんですけど、この年になり記憶力が圧倒的に悪くなってきてます。




とにかく、どこにランニングする時、体のどこに力を入れるか、逆に言うと「体のどこに力を入れないか?」によって、ランニングエコノミーに大きく影響するんじゃないかという結論です。


今回は、トイレの緊急性もあり、お尻を意識して走ったので、自然に筋肉の使いが、その辺りに集中して、無酸素呼吸が必要な筋肉の使用が比較的抑えられたんじゃないかしら?



あと、走る時に、ずっと力を入れているわけではなく、足でキックした後に、キックした足を、一瞬脱力することにより、持続性が高まったんじゃないか?


なあんて、勝手に推測してしまいます。

力を抜くって、なんだか大事なんじゃないかなあ・・・?




例えば、腕に無駄な力を入れると、どうも早く呼吸が苦しくなってしまうような気がします。

これは、腕の筋肉は、どちらかというと無酸素呼吸で動いているからじゃないでしょうか?


だから、腕にできるだけ力を入れずに、背中の筋肉で上半身を維持するような、そんな走り方が理想なんじゃないかなあ・・・なんて、思ったりします。



期待されている一流の高校生なんかが、大会の時緊張して後半走れなくなるなんて時は、もしかしたら、緊張のあまり自然に無酸素呼吸の筋肉を駆使してしまい、酸素を無断消費しているからかもしれません。



スポーツ力学を勉強しているわけでもなく、全くのド素人なんですが、ふとそんな「感じ」を便器の上で想像してみたんです。



走りながら脱力する・・・って事は、重要なんじゃないかなあ・・・


なんて。

2015年4月10日金曜日

ランニングエコノミーのヒント その1

走り始めて6年が、経過しました。

6年も走っているのに、一向に上達しない僕ですが、やはり、人間には、向き不向きがあるんだと最近は悟りにも似た考えを持つようになってきました。

だいたい、前田彩里さんの平均心拍数が20台って、どう言う事なんでしょう?
もう、同じ人間とは思えません。
ストライドだって、ヒトによって生まれるあれだけの差。

同じヒトなのに。

単純に筋肉の違いだけでは、説明できません。
もう、持って生まれた物が、根本的に違うと考えないと説明がつきません。

ところが、ランニングエコノミーだけは、もしかして、こんな僕にでも、向上の余地があるかもしれない。

そんなヒントを、今朝神様から頂いたんです。
そんなヒントらしき事を。




朝方、メールのやり取りしていたら、時間が過ぎてしまいました。
出かけるまでに45分しかありません。


45分かあ。

どうしましょう。

夕方は走れる見込みがありません。
まあ、45分もあれば、いつもの5.5キロのコースを走ってシャワーを浴びても、なんとか間に合うぞ。

そう考えて、早速ウェアに着替えて玄関を飛び出して行きます。
百円玉2個を握りしめて。


この百円玉2個は、外を走る時には欠かせない、僕にとってはとても大事な御守りです。

これさえあれば、突然の事態になっても、コンビニのトイレに駆け込めます。
最近では、殆ど使う事はなくなりましたが、いざと言う時の為にも、持ってないと困ります。

とにかく、持っているだけで、安心です。

ですから、必ず持参しなければならない、僕にとっては、必須のランニンググッズなんです。


玄関を飛び出してから、しばらくして、何だか、急にもよおしてきました。
しまった。

慌てていたから、走る前にトイレに行くのを忘れてた!

とにかく、何だか、嫌な雰囲気です。
まだ、家から200m程度。
今なら、家に戻ってゆっくりトイレに駆け込めます。

しかし、その瞬間に、本日のランニングは諦めなくてはならないかもしれません。

なんたって、あと40分後には、仕事に出かけなくてはなりません。

どうしようか?

一瞬スピードを緩めましたが、何とかガスだけで終了。

「ふつっ。助かったぜ!」

怪しい雰囲気は、ありましたが、もう心に決めました。
前に進みます。
なんたって、ポッケの中には、何かあった時の為の百円玉の御守りを2個、忍ばせています。

もう大丈夫だ。

通勤で駅に向かう人混みを、掻き分け掻き分け先を急ぎます。

しかし、そう事態はそう簡単ではありませんでした。


その後も、何度か、危機的状況が訪れました。

どうも、昨夜、食べた高級料理が原因かもしれません。

やはり、慣れない物は食べるもんじゃありません。

とにかく、慎重に、慎重に対応します。

その度に、ガスだけて、ホッとひと安心。
「ふう。良かった。」

この時点では、まだ僕にも、余裕がありました。

周りの状況を察知して、OLのお姉さんの近くを通る時は、ガスを出す行為も控えてました。
そして、誰も周りにいない事を確かめながら、慎重に、対応出来てました。

しかし、もう、何だか、そんな余裕も無くなってきた感じです。

まさに、「所構わず」とは、こんな事を言うんだと思います。

しかし、困った事に、何度ガスを外に出しても駄目なんです。

それより、ガスを外に開放する事により、より本流の物体が、より外気に近付いた感が否めません。

うーん。この雰囲気。ヤバいぞ!



5.5キロの、このコース。
考えたら、途中に4つの、駅が隣接しています。

平均すると、1.3キロに1つの駅です。

そこには、確実にトイレが存在します。


もう、諦めて、駅に駆け込んだ方が無難じゃないかしら?

ミーティングの時間なんて、先方に連絡して、「電車が遅れたから」なんて、嘘の言い訳をすれば済む事です。
逆に、こんな所でお漏らしなんてしでかしたら、それこそ、今日1日、仕事なんて出来るかどうかさえ怪しくなります。



そう思いますが、駅に雪崩れ込む朝の通勤の人の波を目にして、諦めるしかありません。


あれだけの人が駅に向かうんです。
きっと、トイレも、ランニング大会の前と同じで、空いている確率は、限りなく低いに決まってます。
そんな場所に、無理して駆込む必要はあるのだろうか?

リスクが高すぎやしないか?

だいたい、あと15分もしたら、自宅に到着するはずです。

そうなったら、誰にも邪魔されずに安心して自分の時間をエンジョイする事ができるはずです。

そんなパラダイスな時間と、駅のトイレの前で必死に我慢する自分の姿を比較して、もう少し先に進む事に決めました。

あと少し。

あと少しだけでも我慢しよう。
あと、たった15分だ。


ポケットの上から百円玉2個の存在を確かめながら、先を急ぎます。




きっと、この御守りが、僕を守ってくれるはず・・・。




「うぁあ!」
「信号だあ?」

あと、自宅まで、1.5キロの所で、このコースで1番長い信号に引っかかってしまいました。
「最悪だぜ。」
僕にこんな仕打ちをするなんて、神様は、いったい何がしたいんだ!

とにかく、信号待ちをしている余裕なんかあるはずがありません。

もう、ほとんど、反射的に信号待ちをするのを止めて、つまり、いつものコースを走るのは諦めて、少しでも近道を探しながら走る事にしました。

「とにかく!待ってられない!」
それ位、状況は、切羽詰まってきた訳です。
とにかく、家まで!

後方から自転車が付いてきてます。
振り返る余裕なんてありませんが、音で理解できます。

しかし、追い越せないのか、僕は自転車に追われる様に、家に向かいました。

出たらゴメン!



やった。

角を曲がると、もう、家まで、あと500m。

とにかく、直ぐに自宅に駆込む準備をしなければなりません。
その1秒が、勝負を決めるだろう事は、なんとなく野生の勘で理解できます。

失敗は、許されません。

ポケットから、家の鍵を取り出します。

それから、iPhoneを取り出します。

家の前に着いたら、直ぐにランキーパーを止めなくてはなりません。

ランキーパーのアプラを開いて、、、、


そして。

そして。

遂に、念願の時が、来ました。

家の玄関を開けて、

「あれっ?速かったわね?」

というカミさんの声を横目に、一目散にひトイレに駆け込んで、何とか事なきを、得ました。

ふう!

ふと?

その時、考えたんです。

結構なスピードで走ったにも関わらず、この余裕は、なんなんだと。

つづく























































































































































2015年4月7日火曜日

休足



今朝は雨でした。


なんだか、ホッとします。


走れない理由を見つけて。





最近、それほど走っているわけではありませんが、なんだか、全く調子がでません。


昨夜も10キロちょっと公園を走ってきましたが、ぐてんぐてん状態です。


体が重いです。

たいしてスピードを出しているつもりもありませんが、呼吸が乱れます。


公園を5周したんですが、そうは言っても、少しずつ体は軽くなってきたかなあ・・・



「さて、最後の1周だあ!!」



なんて思っていたら、坂道ダッシュをしていた大学生らしき兄さんに

「ファイト!!」

って声をかけられます。

「えっ?」

と思ったら、僕の横を眼鏡をかけた女子大生らしきランナーが駆け抜けていきました。


「なんだ、僕のことじゃないのか・・・。」


そう思っていましたが、体が自然と彼女に吸い付かれるというか、スピードがアップしてきました。


ぶっ飛ばす、彼女の後方10メートルをピタッとついて走ります。

なんだか、僕、走れるじゃん!!




突然、自信が出てくるから不思議です。


そして、悲しいかな、こうなったら色気がでるのが人間です。


「ダッシュして彼女を抜こうか、どうしようか・・・」

「いや、そんな大人げない事をして、なんの意味があるんだ?」

「しかし、もう、このスピードは、誰にも止められはしない!!」




「いや、抜いた後に、彼女に再度抜き返されたら、それは、それで恥ずかしいぞ・・・」




「ちょっと待って。坂道を駆け上がる彼女の息使いからして、そう距離がもたないかも・・・」


「どうせ、僕は、この先1キロで、公園を後にするんだ。その手前でしかけたらどうなんだろう」


「だいたい、彼女は、あの男子学生と一緒なんで、きっと公園から出るはずはないはずだ・・・」




なあんて、もたもたしていたら、彼女の方が、公園の小さい周回コースに消えて行ってしまいました。

気付いたら、僕の息遣いも、かなりハアハア状態です。



勝手に消えていったライバルに少し、安心しながらも、せっかくなんで、最後まで走り切りました。

公園の周回コースの最後はダッシュでゴール。

そそくさと、晩酌のビールを求めて、スーパーに向かいます。




「まあ、最初は駄目だったけど、最後だけでも、少し走れたからいいかな・・・」

「最後は、4分半を切るペースじゃないのかしら?」



なんて思いながら、Runkeeperを確認するも、最高のラップが5分8秒。



がーーーーーん!!

なんだ・・・たいしたスピードじゃないじゃないか!!

もう少し、走れた気分でしたが、5分8秒なんてどうなってんの。






ということで、かなり落ち込んでました。


ちょっと調べてみたんですが、先日まで、普通に走っていたステップ数が180以上あったんですけど、ここ数日を確認すると、170位なんですよね。


同じ気分で走っているつもりなんですけど・・・




少し、休憩するか・・・

と思っていた時の雨の恵み。


今日は久しぶりの休足。



2015年4月6日月曜日

練馬こぶしハーフマラソン



3月29日に、練馬こぶしハーフマラソンを走ってきました。


地元の大会なんで、是非とも走りたい。というか走らねばなるまい。


ここは、できれば、ハーフの自己記録なんて狙えたら、それはそれで嬉しい事です。




といはいうものの前日の夕方に花見ランを結構。


桜が綺麗だし、せっかくなんで23キロ走ってきました。





その14時間後にスタートする、練馬こぶしハーフマラソン。


フルマラソンの後半という気持ちで走ることにします。




Bブロックからのスタートでしたが、全く走れません。


たいした人数でもないのに、スタートから3分位のタイムロス。




スタートしても、トロトロと走れるだけです。

笹目通りに出ると、少しはよくなるかな・・・と思いましたが、全面交通止めにはしていないので、車線の一部しか走る領域がありません。


ですから、なんと、途中で立ち止まったり・・・




とにかく、これだけ進まない大会。

酷いです。


しかし、言い訳が成立。

まあ、こうなったら、走れるだけ走ろう。




とは言っても、少しスペースをみつけたら、その瞬間だけダッシュして・・・

そんな走りで前へ前へ移動しますが・・・




多分、気分よく走れるようになったのは13キロを過ぎてからだったと記憶します。



ようし、そこから飛ばして!!


なあんて思ってましたが、なんと一瞬で息切れ。

後半は、スペースがいっぱいあるにもかかわらず、足が動きません。




そうそう、ちょっとだけでしたが、2周目でゴール目前のランナーと並走できるチャンスがありました。

タイム的にが1時間1X分の選手だと思います。

そんなランナーさんを横目に走ってみましたが、まったく推進力が違いますね。

同じような走りなのに不思議です。




とにかく、後半は、スペースがあるのに、まったく飛ばせず、逆に最後は気持ちも切れて、5分も切れないダメダメペースでゴールしました。


記録どことろか、なんとも後味の悪い結果となってしまいました。


あれ、前半は、もっと気楽に走って、後半だけ気持ちよく走れたら、きっと違った結果になったんだと思います。

前半、スペースがないのに、無理して詰めたりした、あの余裕のない走りは頂けなかったんだと思います。


まだまだ、精神力が弱いところが露呈されてしまいました。




あと、熱かったです。

給水なんて、ほとんど必要ないかな・・・と思ってましたが、途中喉がカラカラで、何度か給水のお世話になりました。

驚いたのは、給水のカップの大きさ。そして、その大きなカップに、並々ついであるポカリスエット。


そんなに飲めません。


ですから、ほとんどを捨てる結果になりましたが、ボランティアさんへの説明不足なんでしょうね。



そうそう、荷物預けも、番号順にしてるので、結構大変でした。

だいたい、番号順にブロック分けされて、番号順にだいたいスタートしているんで、同じ番号の人たちが、同じ時間にゴールします。


ですから、走り終えて荷物を受け取る時に、一部の場所だけ異常に混んでいます。

他の番号帯は、すいているんですけど。



普通、荷物預けは、番号の末尾で分けるだろう・・・


今回の練馬こぶしハーフマラソンは練馬区の税金を5000万ほど使っているし、コンサルタントも雇ったって聞いたんですけど、この辺りの運営は、まだまだでした。


第2回の来年に期待します。

いずれにしても、天気に恵まれて助かりました。

2015年3月25日水曜日

横浜マラソンのエイドでの話



横浜マラソンの後に体重を量ったら、なんと以前と比較して6kg 以上も重くなってました。


フルマラソンを走った後なのに、どう言う事なんでしょうか?



そもそも、走る前は、一体何キロだったんだろうか?

だいたい、途中にあった18箇所のエイドでも、ほとんど食べ物は口にしなかったんですよ。


今回のマラソンの目玉は、この18箇所のエイドと言うこともあり、またエントリーフィーが高額だった事もあり、



「全部食ってやる!」


と意気込んでいた方々も多かったとは思います。




しかし、そう食べれるもんじゃありません。



だいたい、最初のエイド。

まだ、数キロしか走ってないのに、確か、食べ物が置いてありました。

まだ喉も渇いていない上に、全く食欲もありません。



あそこで食物を口にした、貧乏根性丸出しのランナーなんていらっしゃったんでしょうか?




結局、途中でレーズンと梅干しとアンパン位ですね。

僕が食べたのは。


せっかくのエイドだったんでしょうけど、僕にとっては、全く、普段と変わり映えしないエイド食物でした。





そうそう、チョコレート。


ビニールに包まれたチョコレート。



走りながら、鷲掴みにしたら、5個位掴んでました。



えっ?


こんなに貰って大丈夫?




欲張りはいけません。

そうお婆様に教えられて育てられました。



だ、誰かにあげるべきなんでしょうか?




そんな事を考えながら、ビニールの袋を剥がしにかかりますが、なんという不器用なんでしょうか?

この僕。




ビニールの袋を剥がす前に、チョコレートを下に落としてしまいました。

し・・・しまった!





でも、大丈夫。


まだ4個手元にあります。




2個目のチョコレートの袋を剥がしにかかります。




コロッコロッコロッ。


また、落としてしまいました。


なんなんだよ。もう。



だいたい、チョコレートなんて、裸で置いてくれれば、そのまま、口にほうばってやるのに。


気が利かないぜ全く!


まあ、まだ、大丈夫。

手元には、まだ3個あります。



ところが、3個目も、袋から顔を出す前に、手元から転げ落ち、2個目も、同じように、高速道路の上に転げて行きました。



ゲケッ!


なんという不器用な人間なんでしょうか。



あれだけ手にしたチョコレート。



とうとう最後の1個になってしまいました。


ふぅっ。



周りのランナーに配らなくて良かった。



今度は、慎重にならなければ。




そうだよな。


だいたい、ただでさえ不器用な僕が、軍手をしたまま、チョコレートの袋を開けれる筈がありません。


先ずは、軍手を外さなきゃ。


さすが、僕です。

失敗から学びます。

ただでは転んでいません。




かなりスピードを緩め・・・・


軍手をズボンのボッケにしまい・・



あっ!!しまったあ!



このズボン、ボケットが無い奴だった。






うーん、仕方がありません。






脱いだ軍手を右手に持って••••






最後のチョコレートを。



















ああああああああああっ!



2015年3月18日水曜日

横浜マラソン 回想

横浜マラソン。


横浜市長の挨拶では、公式マラソンで、初めて高速道路を走るって言われたように思います。

しかし、千葉アクアラインマラソンも、高速を走ってますよね。


そうそう、あの悪名高き、第二東名を走らされたマラソン大会もありました。


だから、高速道路を走るのは、別段珍しくもないように感じます。


それにしても、走り難かったです。

横浜マラソンの高速道路。


アップダウンもあるし、なんたって、あの斜めの感じ。

まともに走れません。


道路の隅をチョコチョコと走らなきゃいけませんでした。

特に、高速道路に出たのが、20キロ後半ですから、脚に疲れも出て来る頃です。


青島太平洋も、斜めの中を走りましたが、距離が違います。


今回の横浜マラソンでは、高速道路を10キロ位走ったんですよね。

その間、応援もありません。


ボランティアの人以外。


しかし、そのギャップが良かったんでしょうか?

なんたって高速を降りた32キロ以降が早く感じました。


普通、1番苦しくて、1番長く感じるんですけどね。

だいたい、40キロの地点、気付きませんでした。

そんな事って、野辺山ウルトラの時以来です。


普段の僕。


フルマラソンを走っていると、今何キロ、あと何キロって真剣に確認しながら走っています。


だから、40キロ地点が、とても待ち遠しいはずです。


しかし、今回のマラソンでは、いつの間にか40キロ地点を過ぎていました。

あれは、山下公園辺りだったんでしょうか?


あの辺りは、沿道の応援が多かったですし、走っていて飽きないコースでした。

しかし、東京マラソンを何回か走ってる僕。

苦しみを忘れるほど、凄かったのか?


そんな事はないだろう。


じゃあどうして?


今更ながら分析してみましたが、特に高速道路とのギャップが大きかったから、そう感じたのかもしれません。


だから、高速を降りてから、異常に早く感じたんだと思います。


そう言う意味で、高速道路をあの段階で走るコース設計は、素晴らしいと、今更ながら感心させられました。


さすが、坂本さんです。

2015年3月16日月曜日

横浜マラソンを走ってきました。


横浜マラソンを走ってきました。


結構、真剣に走ったつもりなんですけど、ガーミンのトレーニング効果は、「4.7」

フルマラソンを走ったのに、失礼極まりません。



平均心拍数が150だからなんでしょうか?


しかし、嬉しいのは、上下動が平均6.7センチです。

平均6.7センチってすごくないですか?


ランニングエコノミーの向上ですね。



やっぱし、結構、姿勢を意識して走った結果かもしれません。


そして、グラフを眺めても、結構一定して走ってます。


何より、後半まで、ばてずに走れた事は、気持ちが良かったし、これぞ、フルマラソンの醍醐味だって感じながらゴール出来ました。






こんなに気持ちよくゴールできたのは、初めての経験だと思います。

僕の走りは、着実に進化しているぞ。


どれどれ、以前の記録を確認して、進化の証を掴むとするか・・・



なあんて、昨年12月の青島太平洋の記録を確認してみました。

えっ?

なんと、こちらも上下動が平均6.7センチ。


そして、青島太平洋マラソンの時の平均心拍数は、なんと146。


おいおい、という事は、全然進化してないってこと?

なんだよな。



うーん、結構走りながら、僕のランニングフォームの進化を確信しながら走ったんですけど、やっぱり錯覚だったんでしょうか?


残念だなあ・・・


いや、そんな事はないはずだ。

必死に、成長の証を探してみました。

おおっ!!


平均ピッチが182から184に向上しるぞ。凄いぞ。

平均ストライドも1メートルから1メートル3センチと、なんと3センチも向上しているじゃないか!!

3センチも!!


たった3センチと嘆くなかれ。

高低差は、横浜マラソンの方が、青島太平洋マラソンよりあったと思うので、その中で、3センチのストライドの向上を「良し」とするしかありません。





そして、その結果なんでしょうか?

走り終えたあと、ガーミンの計測する、最大酸素摂取量の値が、「51」に上がりました。


ガーミンの予測によると、最大酸素摂取量が「51」だと、フルマラソンの予想タイムが3時間15分だと書いてます。



ええっ?

そんな、無理だろう。


僕は、横浜だって、結構頑張って走ったんだぞ!!

それを一番わかっているのは、あなた様、ガーミンのはず。それなのに・・・






しかし、3時間15分といえば、鶴見辰吾が、初マラソンで出した記録だと、昨日ニュースになってました。


「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」



どう考えても、これは、ガーミンの僕に対する挑発としか思えません。




そして、風呂上りに久しぶりに測った僕の体重。


なんと、ベストの値から6キロも増えてます。


なんてことでしょう。



いや、待てよ。

6キロ痩せれば、フルマラソンだと18分速く走れるはずだ。


「フルマラソンで1キロ痩せると3分タイムが縮まる。」


そう、色んな処に、そんな法則が書いてあります。



ようし!!心に決めました。


ちょっと食事制限をして、体重を落とそう!!


善は急げだ。

さっそく、本日から1食を目指します。




ということで、朝から、水しか飲んでません。



腹減ったあ!!




しかし、今気づいたんですが、次のフルマラソンの予定が入ってない!!

どうしよう。

2015年3月14日土曜日

明日は横浜マラソン

明日は横浜マラソンです。

1年前に試走したんですが、駄目ですね。

だいたい、先日設定したパスワードも忘れる程の記憶力の僕。

試走したのに、さっぱり思い出せません。

試走なんて、そんな前にやるもんじゃないですね。




この横浜マラソン。

当日受付が無いので、仕方なく、受付の為だけに横浜まで往復してきました。

電車の中で、初めて目にする横浜マラソンの大会要項。

なんと、朝の8時前にスタートラインに並べと書いてあります。

しかも、スタートは、日産の本社周辺です。

最寄り駅は、みなとみらいの隣駅の新高島駅のはずです。

で、荷物は、何処に預ければいいんだろう?

ゴールは横浜パシフィコなんで、スタート地点で預けた荷物をそこまで運んでくれるのだろうか?

えっ、荷物預け場所も、横浜パシフィコ?

そこに荷物を預けて、スタート地点まで歩いていくのか?

なにっ?


結構、遠くないか?

歩いても、一駅はあるだろう?

しかも、スタート地点に朝の8時までなんて、どう考えても無理じゃないのか?



だいたい、準エリート並みの番号の僕。

きっと、スタートラインの、前からのスタートに決まっています。

さきに受付を終了した知り合いがフェースブックにナンバーをあげてましたが、4桁の番号でAブロックでした。


何?

3桁の、しかも、その前半の僕の番号。


4桁で、Aブロックなら、もしかして、僕って、立派な準エリート?


確か、先日見ていたマラソン大会の中継。


僕の番号みたいなランナーが準エリートだった記憶が蘇って来ました。


ええっ?


そんな事ってあるのでしょうか?


なんという事でしょう。



これは、きっと、何かの間違いに、違いありません。

もしかして、僕は、予想タイムを書き間違えたりしたんだろうか?

それか、機械のミスで、僕の前後の人が、実は準エリートで、何かの間違いで入れ違ったりしたんだろうか?

そんな事があっていいのだろうか?

何れにしても、僕のスタート地点は、ずっとずっと前に違いありません。


準エリートと一緒に走るとなったら、やはり、軽く挨拶なんかしなくちゃ、ならないのだろうか?

例えば、今日の予想タイムタイムとか。

「サブテン狙いますよ。」

って言われた時に、

「いや、僕はサブフォーで。」

なんて答えて、下手したら2時間3分を、狙う大者だと勘違いされたらたまったもんじゃありません。


とにかく、準エリートと一緒の僕が遅刻なんて出来るわけがありません。


こりゃ、絶対、8時前には、きちんとスタートラインにいってなきゃ!


急に緊張感が走ってきました。

いや、7時に駅に到着じゃ、幾ら何でも遅いだろう?


なんとか、もう少し早く現地に到着できないものか?

う~~ん。


電車の時間を確認しても、どう頑張っても7時前にしか到着出来ません。


こりゃ、車か?

いや、駐車場は閉鎖すると書いてあります。

ええっ、どうしよう?

そんな事より、先日の陸連の酒井強化副委員長の言葉。


優勝した田中選手を選出しなかった理由を、増田明美さんに問いただされた説明の中に、確か、

「出ていた選手のレベルも若干劣っていたというのも、若干マイナス要素」

って言ってたよな。

という事は、明日の優勝ランナーも、僕次第で評価が、変わったりするのだろうか?

しかも、何かの間違いとはいえ、僕の登録は準エリート。


た、大変な事になってきました。

こりゃたまったもんじゃ、ありません。

少し冷や汗が落ちてきます。


電車の中で、1人緊張感に包まれます。

ああっ、ハンカチ忘れた!


そんな不安を、抱えて横浜パシフィコに、到着。
いきなり、


「準エリートのかたは、此方へ!」


なんて言われないかと、ドキドキしていましたが、まあ、受付番号を出してもいないのに、分かるはずないですからね。




とにかく、平静を装って、普段通りの顔をして、受付会場に向かいました。

受付場所は、勿論1番右。


1番から始まる番号のコーナーです。

もう、準エリートに違いありません。

既に、3人ほど、並んでいました。


おおっ、この人達も準エリートなのか?

見た目は、普通の一般市民ランナー。

でも、きっと凄い記録を持っているに違いありません。

ところが、予想に反して、なんの緊張感もなく、普段通り受付が終了し、

「Tシャツは。あちらで受け取って下さいね。」

「それから、明日は、頑張って下さい。」

と、まるで、一般市民ランナーの、扱いです。

そして、ふと、ナンバーカードに目をやると、なんと、Bブロック。



ええっ。

番号とブロックは、関係なかったのかあ?


とにかく、一気に緊張感が解れ、身体から力が抜けていく僕。

とにかく、エリートの皆さんに挨拶なんかせずに済みます。
ヨカッタヨカッタ。

スタート地点も、少しだけ横浜パシフィコに、近くなりました。

まあ、これなら、少々遅刻しても、大丈夫だろう。


ただ、明日の優勝ランナーに、陸連からケチが付かない為にも、僕も頑張って走らなきゃ!

一緒に走ったランナーのレベルが劣っていただなんて、陸連にケチつけられて、優勝ランナーに、迷惑をかけるわけにはいきませんから。



2015年3月12日木曜日

陸連

いやあ、凄いですね。

先日、東京の陸連に登録したんですが、今やオンラインで作業が完了するんですね。


ビックリしました。

昨年まで、会社のランニングクラブに入っていたので、クラブで陸連登録してくれましたが、今年から、独立。


それで、陸連の登録、どうしようかなあ?


なあんて調べていたら、オンラインでとっとと完了してしまいました。


その陸連。

とんでもない説明です。

何がって、先日の北京の代表選考の説明です。


陸連の酒井強化副委員長の説明を記事から抜粋してみました。


「前田、伊藤、重友は我々の設定している22分30秒を目指す走りだった。優勝は評価するが、田中選手の走りは世界と戦うという意味では内容は物足りないものがあった。出ていた選手のレベルも若干劣っていたというのもマイナス要素」


22分30秒を目指す走りってなんでしょうか?


世界と闘うって何?


具体的に教えてくれないと意味不明ですよね。


因みに、run-lineさんのプログでは、重友選手も田中選手も22:30秒を切るペースである、16:53を上回ったのが、同じ1回だと指摘されてます。

http://s.ameblo.jp/runline/entry-12000279017.html?_ga=1.45346215.2043775139.1424740426

全く持って意味不明です。


とにかく、そんな大事な話は、選考の最初に基準を決めないと選手が可哀想です。

おまけに、出ていた選手のレベルも若干劣っていた?

これって何ですか?


そんな説明に食い下がる増田明美さんに、酒井副委員長は、


「我々も現場のプロ。世界を目指す上で、評価した」


と説明したらしいですけど、現場のプロって何ですか?


まあ、金を貰っているって事なんですかね?


その陸連の役員が、こちら。


http://www.jaaf.or.jp/taikai/1210/official.pdf

天満屋の監督が入ってます。

はは〜ん。そういうことかあ。

普通に考えると、怪しすぎます。

実態は、わかりませんが、そう訝ざるを得ません。

だから、逆に、重友選手が可哀想です。


やっと復調したのに、こんなプレッシャーの中で走れるのか?


田中選手は、何くそと、言う思いで気持ちを切らさなければ躍進出来るかもしれませんけど。

まあ、もう、覆せない発表でしょうから、各選手は、こんな結果に一喜一憂せず、頑張って走ってもらいたいです。


一方の、現場のプロの方は、プロのプライドをかけて、世界トップ5に入る選手を育ててもらいたいです。


じゃなかったら、責任とって総辞職するってなら、誰も文句言わないかもです。


とにかく、こんな事で潰れる選手を出したら勿体ないです。


だったら、やはり、最初から、分かりやすい選考指標にして、選手に目標を与えてもらいたいものです。

世界と戦えない根本的な原因は、もしかしたら、そんな陸連の体質が、原因かもしれないのですから。

とにかく、僕も、陸連のメンバーとして、頑張ろう。

2015年3月10日火曜日

横浜マラソン

考えたら、今週末、横浜マラソンなんですよ。 


まあ、横浜なんで、朝、早く行って、42キロ走ってくればいいかな・・・ なんて考えていたんですが、甘かったです。 


なんと、受付をしないといけないらしいです。


それも前日までに。 危ないところでした。 


受付なしで、当日に出かけるか、前日の夜き気付いて、醜態を晒すところでした。




カミさんが、横浜マラソンの封筒を開けて、興味本位で見てくれたおかげで、助かりました。 



そして、困ったことに、スタートがなんと朝の8時半。


 ヒエー!!。


結構、早起きして行かないと行けません。 





それにもまして、一番驚いたのが、僕の番号。 





なんと三桁の前半。



こりゃ、かなり前方からのスタートだぞ。


あ・・あの悪夢を思い出します。



2013年の青梅マラソン10キロ。



なんと、4連覇のかかる選手より、なぜか僕が前方からのスタートでした。




いったい、どうなっているんだ? 


そんな不安に悩まされながらスタートしましたが、周りのスピードに圧巻されて、確か、1キロ持たずに失速。 


いや、1キロどことか、ダッシュしただけで終わった記憶があります。



あ・あの悪夢を再び体験しなければならないのかあ? 



その時の体験記はこちらから・・・


青梅マラソン。その1


 青梅マラソン。その2

青梅マラソン。その3


青梅マラソン。その4




まあ、楽しむしかないな!!


だいたい、昨日思い立った、アディダスのシューズが間に合わない!!




前田彩里選手


先日の名古屋ウィメンズマラソン。


前田彩里ちゃんと岩出玲亜ちゃんの戦いが注目されました。


それに、美人ランナーで資生堂の竹中理沙さんが加わるだけでなく、可愛らしいヤマダ電機の竹地志保さんも加わって、もう大変です。



そもそも、その当日は、練馬こぶしマラソンの試走会でしたが、雨で中止。

おかげさまで、ゆっくりマラソンを堪能出来ました。





しかし、フジテレビの中継はひどすぎませんか?


後続の選手が全く中継去れません。

竹中理沙さんと、竹地志保さんが、じわじわと追い上げてきたのに、全く無視状態です。



日テレは、箱根駅伝で実績がありますからね。

全く、レベルが違います。







まあ、、もしかしたら、スポンサーがメナードだったからでしょうか?

資生堂の竹中さんが、それで無視されたとしたら、それは悲しいですね。

でも、彼女、メナード賞をもらったとか・・・






そして、15キロの給水地点での転倒。

前田さんは、小原選手と足が絡んでしまったようですね。

小原選手は、2つ前の給水テーブルなんで、前田さんの給水ポイントで、わざわざ内側を走っていいのか?


なあんてコメントもありましたが、あの状態だと、内側から外側には行けないですね。


全員が、給水の後に、外に出る動きをすればいいんでしょうけど、難しいんでしょうね。



僕なんて、給水では立ち止まらないと、取れない人なんで、走りながら給水するのは至難の業だと思います。



それにしても、やはり、テーブル間の距離が短すぎるんでしょうね。

もう少し距離があれば、小原さんだって、うまく移動できるんでしょうけど。




市民ランナーレベルでも、給水のテーブルの距離は短過ぎて大変です。

それなのに、僕らの倍近いスピードのトップランナーは、それはそれで大変でしょう。



今後は、ランナー目線で、給水ポイントを考えてもらいものです。




しかし、それにもめげず、走り切った前田彩里ちゃんには、感銘です。






それにしても、気になるのが、彼女のシューズ。

なんと、アディダスみたいですね。


その後の、伊藤舞さんも、竹中理沙さんもアディダスだったようです。


おまけに、東京マラソンの今井選手も、青山学院の神野大地選手もアディダスなんだとか。



へーーーつ!!



僕の走りが、遅い理由がわかりました。



僕も、さっそく、アディダスのシューズを購入することにします。


2015年3月3日火曜日

「死」の整理 最終回



今回の葬儀は神式でした。


どうも、我が家の家系は、葬儀は神式らしいです。



神官さんに、葬儀を取り仕切ってもらったんですが、何度も怒られてしまいます。



まず、葬儀の前に棺の前に誰もいないのは、おかしいとのこと。


「棺は、殿様で、殿様の周りに家来がいるのが普通だ!!」


と、そんな説明というか説教を神官さんに受けてしまいます。




まあ、神官さんの言わんとせん事は理解できないわけではありませんが、こちらも結構忙しいわけです。



夜の料理の手配とか・・・

銀行口座対策とか・・・



しかし、素直に謝っておきました。


それ以来、なるだけ、棺の前にいるようにしました。



葬儀が終了して、火葬場から戻ってきました。


葬儀場に車が到着するなり、葬儀屋の方に、


「町内会のお世話人の方々が帰れれるので、ご挨拶をお願いします。」


といわれるので、控室に挨拶に行きました。


多分5分位でしょうか?

それから、葬儀場に戻ってきたら、神官さんに怒られる怒られる。



「まだ、終わったわけじゃないんですぞ。安心したらいかん、安心したら・・・まあ、わからんわね。あんたたちには」



「いや、だって、葬儀場の方に、挨拶するようにって言われだので、町内会の方々に挨拶してきただけなんですけど・・・」


しかし、神官さんの怒りは治まらない様子で、こころなしか太鼓を叩く音に、怒りを感じました。


無茶苦茶激しい音がします。



そもそも、宗教者が、こんな事で怒るものなんですかね?






とにかく、初めての経験で、いろんな勉強をさせてもらいました。


自分の死への準備も、そろそろ開始しておかないと、そう心に誓いました。

周りの人に迷惑がかからないように。


おわり


2015年2月24日火曜日

ここは?


いやあ、受験で宿が取れないからといって、これはないよなあ。

ここ、ラブホテルじゃん。



今回の宿泊は海外のエージェントに予約してもらいました。

とにかく、明日は受験だからか、ホテルの宿が全く取れません。


海外からは、3人がもう既に日本に向けて旅立っています。


宿が取れる前に。



一体、宿が取れなかったら、彼等はどうするつもりなんだろうか?


そんな事を考えていたら、メールが届きました。


なんと、宿がとれたみたいです。


しかし、予約が、とれたはずのホテルに電話して確認してみますが、予約された感じは、ありません。


ホテルのお姉さんも心配してくれますが、既に、部屋は満杯で、僕の名前どころか外人の名前も見当たりません。



本当、どうするんだろうか?


と思っていたら、再度メールが届きます。


どうやら、空港の近くにホテルがとれたとの事。

早速、電話して確認してみると、なんと、僕の名前も予約されてます。


よかったよかった。



受験とは言っても、探せばあるもんだよな。

そんな安堵感で到着した今日。



住所を、頼りに、歩いて来てみると。

あれっ?これっ?


マジかよ!


こ、こ、は、LOVEHotelじゃ、ないのか?



しかし、ホテルの名前に間違いはありません。


恐る恐る入ってみると。



僕の名前が、予約されていました。

やはり、ここなのか?



少なくとも、1人一部屋で助かった。

そして、部屋に入ると、もうそこはLOVE Hotelの世界。



このホテルは、ビジネスにも使えるらしいですけど、そんな感じは、しません。







まあ、仕方ありません。


寝る場所があるだけラッキーです。



しかし、これから到着する外国人は、このホテルを見て。どういう反応をするのだろうか?










































2015年2月21日土曜日

「死」の整理 その4


しかし、父親は、いったい、いくつ保険の入っているのでしょうか?


とにかく、銀行の引き落としを目安に、関係ありそうな会社に、片っ端から電話をかけてみました。



「あのう・・・父親が亡くなったんで、連絡してるんですが・・」

「それは、大変なところ、ありがとうございます。」

「お父様のお名前は?」

「生年月日は?」


「証券番号はわかりますか?」


「今、電話されているのは、息子さんですか? それでは、お名前を・・・」


とにかく、どの保険会社も同じような受け答えです。


そして、


「お父様の死因は・・・」


保険会社とすれば、どうも、そこが一番知りたいところなんでしょう。


そして、死亡届に書いてあった死因を伝えます。


「そうですが・・ご病気で亡くなられたんですか?お父様が入られていた保険は、傷害保険でして・・・ですから、保険金の対象外で・・・」


どの保険会社も、同じような対応です。



あれだけの数の保険に入っていましたが、そのほとんどが傷害保険です。

ですから、保険金がおりる気配は、まったく感じられません。




高齢で、しかも病気持ちの父親は、どうやら生命保険に入るのは、難しかったようです。




考えたら、もう歩けない状態だった父親。


もう長期にわたり、病院に入院してました。


そもそも、そんな人間が傷害保険に加入する必要があったのでしょうか?


これまで、毎月、無駄な金を払ってきただけかもしれません。


いったい、誰が、父親に、こんな保険を進めたのか・・・

知っていたら、対応できたのに・・・



とにかく、オペレータには、



  • 父親が亡くなった事
  • これまで銀行引き落としがされていた銀行口座を解約すること


の2点を伝えておきます。


保険会社からすると、保険金の支払いがあるのかないのかを気にしていましたが、死因は、死亡届を見る限りは、「病気」だと思いますし、傷害保険の対象外だとは、思います。



しかし、父親は、死ぬ前に転んで怪我したりしていたので、詳細は僕にもわかりません。


実際、亡くなった父親の額は、転んだ時の怪我なのか、青くなっていました。


ですから、詳細は、母親と病院の先生に確認してくださいとだけ、お願いするしかありません。




そうそう、保険会社で1社だけは、何度電話しても電話が混雑していて「再度かけてください」というメッセージしか流れてきませんでした。

失礼な会社です。


楽○生命。


緊急の時でも、あんな対応されたら困るなあ・・・

結局、その保険会社に連絡できたのは、1週間後・・・


保険の見直しは、必須です。


つづく







2015年2月19日木曜日

「死」の整理 その3


父親が亡くなった後の、整理作業。

大変です。



しかし、なかなか、融通が利かないお役所に金融機関ばかりかと思ってましたが、実はそうでもないんです。


せっかく4500円も出して、死亡の項目はありませんが、父親の出生からの戸籍謄本をとってきたのに、銀行口座を解約して、お金を受け取るのに、戸籍謄本なんて必要ない銀行がありました。


なんと、相続人の印鑑証明と印鑑も必要ありません。


必要なのは、僕の名前が掲載されている葬式の送り状と僕の身分証明書、例えば免許証で十分みたいです。


残高が少なかったからかもしれませんが、それだけで、銀行口座の解約が出来て、なんと僕がお金を受け取ることが出来ました。


それでも、かなりの札束です。


これには、ビックリ。






更に輪をかけて驚いたのはカード会社です。


その銀行から毎月引き落としがあったので、そのカード会社に電話して、父親が死んだことを連絡しました。

すると、なんと、電話だけでカードの解約ができるじゃないですか。

解約金なんていう費用も必要ありませんでした。







そうかと思うと、別のカード会社は、電話だけでは、解約ができないばかりか、遺族だと言っても、一切情報を教えてくれません。


例えば、どんなカード保険に入っていたのかさえ教えてくれないんです。


逆に、オペレーターのお姉さんに、死亡届をカード会社に送ってくれと言われます。


面倒くさいなあ・・・



そう思いますが、考えたら、こちらの方が正しい対応ですよね。

だって、僕が本当のことをいってるかどうかなんて、電話だけではわかりませんから。



そして、あとは、保険会社の解約手続きです。

預金通帳を見ると、複数の保険会社から、毎月引き落としが発生しています。

その保険会社に電話して、父親が亡くなった事、銀行口座を解約する事を連絡しなければなりません。

うーん、まだまだ、作業は続きます。

つづく


2015年2月16日月曜日

「死」の整理 その2



戸籍って、いったい何の意味があるんですかね?


例えば、銀行の口座。

本人が死亡すると、口座が凍結されるんですね。

その口座をオープンにするために、幾つかの資料をそろえないといけません。


戸籍謄本も、その一つでした。

しかも、出生から死亡までの一連の戸籍謄本が必要だと言われます。



問題は、戸籍が、住民票とは違う管轄だった場合です。

父親の場合が、まさにそれでした。



住民票の役所に、父親の死亡の連絡に行き、役所の方に、いくつか必要な手続きを教えて貰います。


葬儀屋が死亡届を提出していたからか、もう既に連絡は行き届いていて、住民票も死亡で除籍みたいなコメントが入った物を渡されます。



そして、年金の対応に戸籍謄本が必要だと教えて頂きます。



銀行の口座の再開にも戸籍謄本が必要みたいで、まあ、一度に申請すれば助かるかな?

なあんて思いお願いすると、なんと戸籍謄本は、その役所では出せないといわれます。


父親の戸籍は、父親の実家の場所なんです。



へえ?

もう日本という国は、どこでも戸籍謄本がもらえると思ってましたが、そうでもないんだ。

遅れた国だなあ・・・




そう思いながらも、出せない物は出せないみたいです。

仕方ありません。

車で1時間かけて、戸籍謄本を取りに、出かけます。





自宅から一番近い出張所で、なんとか父親の戸籍謄本の申請手続きをします。

「父親がなくなって、いろんな機関から出生から死亡までの戸籍謄本が必要だといわれているので・・・」

なんて、受付で確認すると。


「まだ、お父様の死亡の通知が届いてないんですよ。ですから、こちらでは、死亡の項目は出せないんです。」

って言われます。


なんだって???

たった今、別の役所から、死亡で除籍された住民票をもらってきたばかりなのに、戸籍謄本には、まだ反映されてないだと??

意味が分かりません。

日本全国、デジタルでつながっているわけではないのか?

いや、少なくとも同じ県内じゃないか!!


「おかしいじゃないですか?」

「先ほどの役所で、戸籍謄本は、こちらで取ってくれといったから、取りにきたのに、戸籍謄本が出せないなんで、どうなっているんですか?」

「それで、お通夜、葬式の合間を縫って、こうして車でやってきたのに、出せないとはどういうことなんですか?」

「住民票では、既に死んだことになっているんですよ」


「公務員の人件費に26兆円も税金をつぎ込んでいるのに、そんな事もできないんですか?」


さすがに、頭に血が上った僕は、少し声を荒げて執拗に問いただします。




「仰る通りなんですけどね。おかしいとは思いますが、そちらの役所から死亡通知が届いてから戸籍謄本が更新されるので、早くても明日にしか出せないんですよ」

「確認を取りましたが、その通知が、本日郵便で出されたとの事なので、明日の朝に届いて、それから戸籍謄本が更新されます」

「ゆ・・・郵便なんですか?今の時代に・・・」

「は・・・はい」


「だって、今、電話で父親が死亡しているって確認されたでしょう。こうやって、住民票にも反映されてます。それで、どうして、今対応できないんですか?」

「ただでさえ忙しい対応なのに、また、ノコノコと戸籍謄本をとりに、ここまで来なければならないんですか?」

「時間の無駄でしょう」


いくら言っても、なしのつぶてです。




なんだか、いたたまれません。

まあ、死亡は出せないけれども、出生から死亡までの謄本は出せるといわれます。

こうなったら、このまま、何もなしで帰るわけにはいかないだろう。

関係各所には、出生から、死亡直前の戸籍謄本をお願いして、後は住民票の除籍と、死亡届のコピーでなんとかしてもらうしかあるまい。

そう決心した僕は、出生からの戸籍謄本を3通頼みました。

少しイライラしながら、資料が出てくるのを待ちます。



暫くして、僕の番号が呼ばれたので、戸籍謄本を取りにいくと・・・


「3通で、4500円になります。」

ええっ???

4500円???


だいたい、一通200円くらいかと思っていたので3通お願いしたのに、そんなにするのか?

これは、ボッタクリじゃないのか?


それで、少し説明を求めます。

なんで、そんなに、お金を取るのかと。

何やら1通が750円で、明治からの戸籍と、父親が独立してからの戸籍で2通、合わせて、6通になるといわれます。

それで、しめて4500円也!!


なんと。そんなことなら、最初から言ってくれればいいものを!

しかも、役に立つかどうかもわからない資料に4500円払うんなんて、僕は馬鹿じゃなのかしら?


まあ、明治時代からの歴史がわかるから、いいかあ・・・子供に見せると喜ぶかも・・・


なあんて、自分を慰めていたら、



「でも、3通なんていらないでしょう」

姉のひと言が堪えます。


くそう!!




とにかく、急いで銀行に行かなければ・・・

つづく









2015年2月14日土曜日

「死」の整理 その1


今回、父親の「死」に直面して、その対応の困難さを身をもって感じました。

その思いを何回かに分けて書いてみたいと思います。


これは、自分の死にあたって、家族にできるだけ迷惑をかけないようにするにはどうすればいいのかという、きっかけと、同じような目に合われた方へ、少しでもヒントになればいいかなと思って書いてみたいと思います。




だいたい、これまで、家族の死後に、身辺整理するといった、そんな体験したことありませんから、全てがすべて、初めてのケースです。


率直に言って、いろんな勉強になりました。


まず、ヒトが死んだら、「死亡届」という書類が作られるみたいです。

病院の先生が署名されます。


これが、勝手にじゃないですが、僕が実家に戻ったのが遅れたらかもしれませんが、葬儀屋さんから役場に提出されてました。

なんだか、死亡届を提出しないと、火葬の許可が下りないみたいですね。


そして遺族には、今後の対応の為なのか、死亡届書のコピーが数枚渡されます。


これが、役に立ちます。



死亡届のコピーで対応できる処もあるんです。


しかし、生命保険は、なんと、死亡届のコピーでは対応できないと言います。


そして、役所に確認してみましたが、この死亡届の原本は、2度と手に入ることがないようです。

役場の署名が入った書類は発行されるようですが、そんなものは、全く役に立たないと保険担当の叔母さんに言われます。


どうも、保険は医者の署名が必要だそうで、原本をもってこいと言って聞きません。

死亡届のコピーには、病院の先生の署名があるんだけどなあ・・・



今回準備した、住民票も、戸籍も死亡で除籍されており、誰がどう見ても、死んだとしか理解できないはずです。


おまけに、先生の署名入りの死亡届のコピーを見せますが、いっさい対応できないようです。

困りました。



ここに来るのは、2度目。

建物の共済や、預貯金の対応をしました。

その時の対応で必要書類などを確認したはずです。

その時は、そんな話はなかったと記憶するのですが・・・・




とにかく、血圧が上がりっぱなしです。



そもそも、葬儀屋と同じグループ会社じゃないか!!!

それくらい対応しろよ!!




しかし、仕方がありません。


どう言っても埒が開かないので、再度病院の先生にお願いしなければなりません。

病院まで行くのは手間ですが、僕は、先生がチョコチョコっと書いてくれるものと、信じていました。


だから、その日の夕方には、この保険の叔母さんに先生が署名した死亡届が渡せると信じてやみませんでした。


ところが、事はそう簡単じゃありません。


母親を連れて車で30分。

父親が息をひきとった病院に到着しました。

車からは、母親が懇意にしている、婦長さんに死亡届のお願いを電話してもらってます。


全てが上手くいくはず・・・

しかし甘かったです。


病院の受付の女の子と会話して、死亡届を出して欲しいとお願いすると、なにやら病院のメニューを取り出します。


その中から、死亡届の発行サービスを確認しながら、

「5400円です」


と言われます。

へーっ、これもビジネスなのか・・・

と感心していると、追い打ちをかけるように、


「発行まで2週間ほどお時間を頂きます」


といわれます。



なんだ、これは??



僕は、週末には東京に戻らないといけないので、時間がありません。

しかし、何度交渉してもできるだけ早く対応しますが、お約束はできないといわれます。


昨年末に、あの先生に、父親の面倒を見てもらうお礼で、なかなか手に入らない高級焼酎を秘密裡に手渡した事を思い出し、思わず、その事実を口にしょうと思いましたが、僕も大人です。

さすがに踏みとどまりました。


とにかく、出来るだけ早く対応することを、お願いして、病院を後にしました。

興奮状態の後の、訪れる、なんともいたたまれない口惜しさみたいな感情しか残りません。

その整理をするために、病院からの車の中で、少し無口でした。

しかし、母親を励まさなくてはいけません。

「死亡届の発行には、ちょっと時間がかかるみたいで、・・・悪いけど、病院から連絡が来たら、死亡届を取りに行って、保険の係りに渡してもらえる?」

「まあ、掛け金とはいえ、死亡届を提出すると、少しだけのお金は入るみたいなんで・・・よかったじゃない!!」

それは、母親だけでなく、自分を鼓舞する言葉でもありました。



全てをポジティブに考えると、きっとすべてが上手くいくはず・・・




これまでの、短い自分の人生経験からですが、一人の家族が亡くなると、すぐに、その相方がなくなるような記憶があります。

その理由は、まさに、いろんな関係所に、こんな思いをさせられるからではないかと、疑ってしまいます。


まさに、日本のシステムは不備だらけ・・・

つづく







2015年2月13日金曜日

LSD


なんだか、最近、すごく体が重いです。


しかし、今週末に控える青梅マラソン30キロ。


そして、今月は未だに、20キロ以上走ったいない事実に気づき、ちょっとハーフの距離を走ってきました。


とにかく、遅くてもいいから、距離を踏むことだけを考えて走ります。




家を出てから、チンタラ走っていましたが、道路では、そんなに遅い事実が認識できませんでした。


せいぜい、30分経過しても、まだ4キロも走っていない事実に愕然とさせられるくらいです。



ところが、公園に入った途端、俄然自分の遅さが目立ちます。


いろんなランナーに、次から次へと抜かれまくりです。


「えっ?あんな遅そうなランナーにも抜かれるのか?」


あれだけ、次から次に抜かれていくと、人は少しは目覚めてくるようです。


そして、あれだけ抜かれまくると、ヒトは自然とスピードが上がってくるようです。


なんだか、少しずつ調子が出てきます。


「あっ、こんなにスピードを出すと最後までもたないかも・・・」


しかし、また弱気な自分が登場して、またまたゆっくりジョギングです。


そして、また抜いていくランナーに、闘争心の火が付けられる。

その繰り返しです。


真剣になるって言っても、そんなにスピードが出てるわけでもなく、、後から確認しても、8分ペースが7分を切るペースになった程度です。



7分を切って、6分台で走っていても、どんどん抜かれまくりです。



だいたい、みなさん、どんなスピードで走られているのでしょうか?

情けないなあ・・・




「ふんっ! 今日の僕はLSD(Long Slow Distance)だから、抜かれてもいいんだもん」

あまりの不甲斐なさに、1人、自分を慰めながら走っていました。


ところが、そんな僕の横を抜いていく1人のランナー。


よく見ると、なんと背中に大きく「LSD]と書いてあるじゃないですか。


えっLSDのランナーにも軽く抜かれるのか・・・・

ショックだ!!



それより、あのシャツ、欲しいなあ・・・


あんなの着て走ったら、プレッシャーを周りに与えながら走れそうだ!!



2015年2月10日火曜日

ランナーと思われていないのだろうか?


先週、突然父親が亡くなり、実家に帰っておりました。

父親の最後


そして、日曜日に東京に戻り、久しぶりに走った東京の朝。


政治家が、駅まで該当演説をしています。



丁度、信号で止まろうとしたら、その政治家の応援者なんでしょうか?

突然、僕にビラを渡します。

走っているのに・・・


ランナーにビラを渡すって、どういう神経しているんでしょうか?


えっ、もしかして、ランナーとは、思われなかったのでしょうか?


それはそれで、ショックだなあ・・・






2015年1月31日土曜日

大阪国際女子マラソンの一幕



先日の大阪国際女子マラソン。

ガメラさんの圧勝でした。


ネクストヒロイン枠ってのがあって、期待してみていたんですけど、あんまりエキサイティングじゃなかったですね。



大阪国際女子マラソンと同時に開催された2015大阪ハーフマラソン。

あちらには、大阪学院の選手が全員出場するみたいな記事があったので、そっちの方が面白かったかも・・・。




しかし、テレビをぼーっと見ていたら、5キロ過ぎで目にした、とんでもない光景。

審判のおじさんが、垂れ幕をもった沿道の応援の人を注意しようと、道路に出てきて、そこになんと先頭集団。

危なーーーーーい!!

危うく、ぶつかりそうになってしまいました。


実際、重友梨佐選手が、危なかったですよね。


あれで、選手が転倒でもしたら、どうなるんでしょうか?


しかし、あの垂れ幕には何が書いてあったんでしょうか?気になります。




箱根駅伝でも、個人の名前の看板をもっていた兄さんが、同じように警備員に注意されてました。

審判員のおじさんは、そういった行為も取り締まらないといけないんでしょうか。

大変です。




しかし、そんな状況にあいながらも何事もなく走った重友選手。


さすがです。

僕なんて、先日の東京30Kで、三角コーンが突然目の前に現れただけで、気もちが折れちゃいましたから。









2015年1月30日金曜日

東京30K 最終回


気持ちよく走っていたその時です。


あれは、22キロを過ぎた後くらいでしょうか?


突然前のランナーが横に移動して、僕の目の前にこれが!!






危なーーーーーい!!


とっさによける僕。




なんと、そのおかげで、足をひねってしまいました。





これまで、何度も、この三角コーンに驚かされてきました。


なんで、こんなものをコース上に置くんでしょうか?




危ない場面も、何度かありました。

しかし、そのたびに見事にかわしてきた僕。




しかし、今回は、少しボーッとしてました。

寸前で、コケるのは免れましたが、足に違和感がある感じです。

まあ、考えたら、20キロ以上走ってるわけです。

少し、間隔がおかしく感じても、なんら不思議ではありません。



「えっ、この状況で無理して走って、青梅マラソン走れなかったら、馬鹿じゃん。」




今考えれば、無理して走れば走れたのかもしれませんが、突然見つかった、走らなくて良い、言い訳に、もう一人の僕が飛びつきます。


「だいたい、走る前はハーフが目標だったはずだよね。」

「Next Challengeに、間違ってムンバイなんて書いてしまったけど、実際は、来月の頭にある青梅マラソンでしょ。」

「それなのに今日無理して走って、走れなくなったら、間抜けじゃん。」

「もう、あとは、ゆっくりジョギングでいいんじゃないの?」

「どうせ、練習でしょ。東京30Kって。」

「そんな事、大会関係者も言ってたじゃん!!」


もう、出るわ出るわ、走らなくて良い理由。


そして、素直になった僕は、一人集団から脱落していきました。

「だって、ジョギングだから・・・」




マラソンは、気持ちのスポーツなんですけど、その気持ちの弱いこと。

だめだな。

走っていると、足の違和感もなくなってきました。

しかし、もう、走る気持ちがわいてきません。

ジョギングを続ける僕。



しかし、28キロ過ぎで目が覚めました。


「何やってんだ俺!!」


って再度、走り始めましたが、もう遅いです。




そして、ゴールした後の、あの、なんともいえない敗北感。




なんで、あの時、あんな弱い気持ちが襲ってきたんだろう。

ここが、僕の克服しなければならない点です。




今年の箱根駅伝の1区。


駒沢大学の中村匠吾。


2回も、先頭集団から遅れます。

それでも、くらいついていくあの姿。


そして、なんと、最後は、区間賞。

あの精神力は、とにかく、凄いの一言です。


強い気持ち。

マラソンには、これが一番必要なんだろうなあ。