2015年2月24日火曜日

ここは?


いやあ、受験で宿が取れないからといって、これはないよなあ。

ここ、ラブホテルじゃん。



今回の宿泊は海外のエージェントに予約してもらいました。

とにかく、明日は受験だからか、ホテルの宿が全く取れません。


海外からは、3人がもう既に日本に向けて旅立っています。


宿が取れる前に。



一体、宿が取れなかったら、彼等はどうするつもりなんだろうか?


そんな事を考えていたら、メールが届きました。


なんと、宿がとれたみたいです。


しかし、予約が、とれたはずのホテルに電話して確認してみますが、予約された感じは、ありません。


ホテルのお姉さんも心配してくれますが、既に、部屋は満杯で、僕の名前どころか外人の名前も見当たりません。



本当、どうするんだろうか?


と思っていたら、再度メールが届きます。


どうやら、空港の近くにホテルがとれたとの事。

早速、電話して確認してみると、なんと、僕の名前も予約されてます。


よかったよかった。



受験とは言っても、探せばあるもんだよな。

そんな安堵感で到着した今日。



住所を、頼りに、歩いて来てみると。

あれっ?これっ?


マジかよ!


こ、こ、は、LOVEHotelじゃ、ないのか?



しかし、ホテルの名前に間違いはありません。


恐る恐る入ってみると。



僕の名前が、予約されていました。

やはり、ここなのか?



少なくとも、1人一部屋で助かった。

そして、部屋に入ると、もうそこはLOVE Hotelの世界。



このホテルは、ビジネスにも使えるらしいですけど、そんな感じは、しません。







まあ、仕方ありません。


寝る場所があるだけラッキーです。



しかし、これから到着する外国人は、このホテルを見て。どういう反応をするのだろうか?










































2015年2月21日土曜日

「死」の整理 その4


しかし、父親は、いったい、いくつ保険の入っているのでしょうか?


とにかく、銀行の引き落としを目安に、関係ありそうな会社に、片っ端から電話をかけてみました。



「あのう・・・父親が亡くなったんで、連絡してるんですが・・」

「それは、大変なところ、ありがとうございます。」

「お父様のお名前は?」

「生年月日は?」


「証券番号はわかりますか?」


「今、電話されているのは、息子さんですか? それでは、お名前を・・・」


とにかく、どの保険会社も同じような受け答えです。


そして、


「お父様の死因は・・・」


保険会社とすれば、どうも、そこが一番知りたいところなんでしょう。


そして、死亡届に書いてあった死因を伝えます。


「そうですが・・ご病気で亡くなられたんですか?お父様が入られていた保険は、傷害保険でして・・・ですから、保険金の対象外で・・・」


どの保険会社も、同じような対応です。



あれだけの数の保険に入っていましたが、そのほとんどが傷害保険です。

ですから、保険金がおりる気配は、まったく感じられません。




高齢で、しかも病気持ちの父親は、どうやら生命保険に入るのは、難しかったようです。




考えたら、もう歩けない状態だった父親。


もう長期にわたり、病院に入院してました。


そもそも、そんな人間が傷害保険に加入する必要があったのでしょうか?


これまで、毎月、無駄な金を払ってきただけかもしれません。


いったい、誰が、父親に、こんな保険を進めたのか・・・

知っていたら、対応できたのに・・・



とにかく、オペレータには、



  • 父親が亡くなった事
  • これまで銀行引き落としがされていた銀行口座を解約すること


の2点を伝えておきます。


保険会社からすると、保険金の支払いがあるのかないのかを気にしていましたが、死因は、死亡届を見る限りは、「病気」だと思いますし、傷害保険の対象外だとは、思います。



しかし、父親は、死ぬ前に転んで怪我したりしていたので、詳細は僕にもわかりません。


実際、亡くなった父親の額は、転んだ時の怪我なのか、青くなっていました。


ですから、詳細は、母親と病院の先生に確認してくださいとだけ、お願いするしかありません。




そうそう、保険会社で1社だけは、何度電話しても電話が混雑していて「再度かけてください」というメッセージしか流れてきませんでした。

失礼な会社です。


楽○生命。


緊急の時でも、あんな対応されたら困るなあ・・・

結局、その保険会社に連絡できたのは、1週間後・・・


保険の見直しは、必須です。


つづく







2015年2月19日木曜日

「死」の整理 その3


父親が亡くなった後の、整理作業。

大変です。



しかし、なかなか、融通が利かないお役所に金融機関ばかりかと思ってましたが、実はそうでもないんです。


せっかく4500円も出して、死亡の項目はありませんが、父親の出生からの戸籍謄本をとってきたのに、銀行口座を解約して、お金を受け取るのに、戸籍謄本なんて必要ない銀行がありました。


なんと、相続人の印鑑証明と印鑑も必要ありません。


必要なのは、僕の名前が掲載されている葬式の送り状と僕の身分証明書、例えば免許証で十分みたいです。


残高が少なかったからかもしれませんが、それだけで、銀行口座の解約が出来て、なんと僕がお金を受け取ることが出来ました。


それでも、かなりの札束です。


これには、ビックリ。






更に輪をかけて驚いたのはカード会社です。


その銀行から毎月引き落としがあったので、そのカード会社に電話して、父親が死んだことを連絡しました。

すると、なんと、電話だけでカードの解約ができるじゃないですか。

解約金なんていう費用も必要ありませんでした。







そうかと思うと、別のカード会社は、電話だけでは、解約ができないばかりか、遺族だと言っても、一切情報を教えてくれません。


例えば、どんなカード保険に入っていたのかさえ教えてくれないんです。


逆に、オペレーターのお姉さんに、死亡届をカード会社に送ってくれと言われます。


面倒くさいなあ・・・



そう思いますが、考えたら、こちらの方が正しい対応ですよね。

だって、僕が本当のことをいってるかどうかなんて、電話だけではわかりませんから。



そして、あとは、保険会社の解約手続きです。

預金通帳を見ると、複数の保険会社から、毎月引き落としが発生しています。

その保険会社に電話して、父親が亡くなった事、銀行口座を解約する事を連絡しなければなりません。

うーん、まだまだ、作業は続きます。

つづく


2015年2月16日月曜日

「死」の整理 その2



戸籍って、いったい何の意味があるんですかね?


例えば、銀行の口座。

本人が死亡すると、口座が凍結されるんですね。

その口座をオープンにするために、幾つかの資料をそろえないといけません。


戸籍謄本も、その一つでした。

しかも、出生から死亡までの一連の戸籍謄本が必要だと言われます。



問題は、戸籍が、住民票とは違う管轄だった場合です。

父親の場合が、まさにそれでした。



住民票の役所に、父親の死亡の連絡に行き、役所の方に、いくつか必要な手続きを教えて貰います。


葬儀屋が死亡届を提出していたからか、もう既に連絡は行き届いていて、住民票も死亡で除籍みたいなコメントが入った物を渡されます。



そして、年金の対応に戸籍謄本が必要だと教えて頂きます。



銀行の口座の再開にも戸籍謄本が必要みたいで、まあ、一度に申請すれば助かるかな?

なあんて思いお願いすると、なんと戸籍謄本は、その役所では出せないといわれます。


父親の戸籍は、父親の実家の場所なんです。



へえ?

もう日本という国は、どこでも戸籍謄本がもらえると思ってましたが、そうでもないんだ。

遅れた国だなあ・・・




そう思いながらも、出せない物は出せないみたいです。

仕方ありません。

車で1時間かけて、戸籍謄本を取りに、出かけます。





自宅から一番近い出張所で、なんとか父親の戸籍謄本の申請手続きをします。

「父親がなくなって、いろんな機関から出生から死亡までの戸籍謄本が必要だといわれているので・・・」

なんて、受付で確認すると。


「まだ、お父様の死亡の通知が届いてないんですよ。ですから、こちらでは、死亡の項目は出せないんです。」

って言われます。


なんだって???

たった今、別の役所から、死亡で除籍された住民票をもらってきたばかりなのに、戸籍謄本には、まだ反映されてないだと??

意味が分かりません。

日本全国、デジタルでつながっているわけではないのか?

いや、少なくとも同じ県内じゃないか!!


「おかしいじゃないですか?」

「先ほどの役所で、戸籍謄本は、こちらで取ってくれといったから、取りにきたのに、戸籍謄本が出せないなんで、どうなっているんですか?」

「それで、お通夜、葬式の合間を縫って、こうして車でやってきたのに、出せないとはどういうことなんですか?」

「住民票では、既に死んだことになっているんですよ」


「公務員の人件費に26兆円も税金をつぎ込んでいるのに、そんな事もできないんですか?」


さすがに、頭に血が上った僕は、少し声を荒げて執拗に問いただします。




「仰る通りなんですけどね。おかしいとは思いますが、そちらの役所から死亡通知が届いてから戸籍謄本が更新されるので、早くても明日にしか出せないんですよ」

「確認を取りましたが、その通知が、本日郵便で出されたとの事なので、明日の朝に届いて、それから戸籍謄本が更新されます」

「ゆ・・・郵便なんですか?今の時代に・・・」

「は・・・はい」


「だって、今、電話で父親が死亡しているって確認されたでしょう。こうやって、住民票にも反映されてます。それで、どうして、今対応できないんですか?」

「ただでさえ忙しい対応なのに、また、ノコノコと戸籍謄本をとりに、ここまで来なければならないんですか?」

「時間の無駄でしょう」


いくら言っても、なしのつぶてです。




なんだか、いたたまれません。

まあ、死亡は出せないけれども、出生から死亡までの謄本は出せるといわれます。

こうなったら、このまま、何もなしで帰るわけにはいかないだろう。

関係各所には、出生から、死亡直前の戸籍謄本をお願いして、後は住民票の除籍と、死亡届のコピーでなんとかしてもらうしかあるまい。

そう決心した僕は、出生からの戸籍謄本を3通頼みました。

少しイライラしながら、資料が出てくるのを待ちます。



暫くして、僕の番号が呼ばれたので、戸籍謄本を取りにいくと・・・


「3通で、4500円になります。」

ええっ???

4500円???


だいたい、一通200円くらいかと思っていたので3通お願いしたのに、そんなにするのか?

これは、ボッタクリじゃないのか?


それで、少し説明を求めます。

なんで、そんなに、お金を取るのかと。

何やら1通が750円で、明治からの戸籍と、父親が独立してからの戸籍で2通、合わせて、6通になるといわれます。

それで、しめて4500円也!!


なんと。そんなことなら、最初から言ってくれればいいものを!

しかも、役に立つかどうかもわからない資料に4500円払うんなんて、僕は馬鹿じゃなのかしら?


まあ、明治時代からの歴史がわかるから、いいかあ・・・子供に見せると喜ぶかも・・・


なあんて、自分を慰めていたら、



「でも、3通なんていらないでしょう」

姉のひと言が堪えます。


くそう!!




とにかく、急いで銀行に行かなければ・・・

つづく









2015年2月14日土曜日

「死」の整理 その1


今回、父親の「死」に直面して、その対応の困難さを身をもって感じました。

その思いを何回かに分けて書いてみたいと思います。


これは、自分の死にあたって、家族にできるだけ迷惑をかけないようにするにはどうすればいいのかという、きっかけと、同じような目に合われた方へ、少しでもヒントになればいいかなと思って書いてみたいと思います。




だいたい、これまで、家族の死後に、身辺整理するといった、そんな体験したことありませんから、全てがすべて、初めてのケースです。


率直に言って、いろんな勉強になりました。


まず、ヒトが死んだら、「死亡届」という書類が作られるみたいです。

病院の先生が署名されます。


これが、勝手にじゃないですが、僕が実家に戻ったのが遅れたらかもしれませんが、葬儀屋さんから役場に提出されてました。

なんだか、死亡届を提出しないと、火葬の許可が下りないみたいですね。


そして遺族には、今後の対応の為なのか、死亡届書のコピーが数枚渡されます。


これが、役に立ちます。



死亡届のコピーで対応できる処もあるんです。


しかし、生命保険は、なんと、死亡届のコピーでは対応できないと言います。


そして、役所に確認してみましたが、この死亡届の原本は、2度と手に入ることがないようです。

役場の署名が入った書類は発行されるようですが、そんなものは、全く役に立たないと保険担当の叔母さんに言われます。


どうも、保険は医者の署名が必要だそうで、原本をもってこいと言って聞きません。

死亡届のコピーには、病院の先生の署名があるんだけどなあ・・・



今回準備した、住民票も、戸籍も死亡で除籍されており、誰がどう見ても、死んだとしか理解できないはずです。


おまけに、先生の署名入りの死亡届のコピーを見せますが、いっさい対応できないようです。

困りました。



ここに来るのは、2度目。

建物の共済や、預貯金の対応をしました。

その時の対応で必要書類などを確認したはずです。

その時は、そんな話はなかったと記憶するのですが・・・・




とにかく、血圧が上がりっぱなしです。



そもそも、葬儀屋と同じグループ会社じゃないか!!!

それくらい対応しろよ!!




しかし、仕方がありません。


どう言っても埒が開かないので、再度病院の先生にお願いしなければなりません。

病院まで行くのは手間ですが、僕は、先生がチョコチョコっと書いてくれるものと、信じていました。


だから、その日の夕方には、この保険の叔母さんに先生が署名した死亡届が渡せると信じてやみませんでした。


ところが、事はそう簡単じゃありません。


母親を連れて車で30分。

父親が息をひきとった病院に到着しました。

車からは、母親が懇意にしている、婦長さんに死亡届のお願いを電話してもらってます。


全てが上手くいくはず・・・

しかし甘かったです。


病院の受付の女の子と会話して、死亡届を出して欲しいとお願いすると、なにやら病院のメニューを取り出します。


その中から、死亡届の発行サービスを確認しながら、

「5400円です」


と言われます。

へーっ、これもビジネスなのか・・・

と感心していると、追い打ちをかけるように、


「発行まで2週間ほどお時間を頂きます」


といわれます。



なんだ、これは??



僕は、週末には東京に戻らないといけないので、時間がありません。

しかし、何度交渉してもできるだけ早く対応しますが、お約束はできないといわれます。


昨年末に、あの先生に、父親の面倒を見てもらうお礼で、なかなか手に入らない高級焼酎を秘密裡に手渡した事を思い出し、思わず、その事実を口にしょうと思いましたが、僕も大人です。

さすがに踏みとどまりました。


とにかく、出来るだけ早く対応することを、お願いして、病院を後にしました。

興奮状態の後の、訪れる、なんともいたたまれない口惜しさみたいな感情しか残りません。

その整理をするために、病院からの車の中で、少し無口でした。

しかし、母親を励まさなくてはいけません。

「死亡届の発行には、ちょっと時間がかかるみたいで、・・・悪いけど、病院から連絡が来たら、死亡届を取りに行って、保険の係りに渡してもらえる?」

「まあ、掛け金とはいえ、死亡届を提出すると、少しだけのお金は入るみたいなんで・・・よかったじゃない!!」

それは、母親だけでなく、自分を鼓舞する言葉でもありました。



全てをポジティブに考えると、きっとすべてが上手くいくはず・・・




これまでの、短い自分の人生経験からですが、一人の家族が亡くなると、すぐに、その相方がなくなるような記憶があります。

その理由は、まさに、いろんな関係所に、こんな思いをさせられるからではないかと、疑ってしまいます。


まさに、日本のシステムは不備だらけ・・・

つづく







2015年2月13日金曜日

LSD


なんだか、最近、すごく体が重いです。


しかし、今週末に控える青梅マラソン30キロ。


そして、今月は未だに、20キロ以上走ったいない事実に気づき、ちょっとハーフの距離を走ってきました。


とにかく、遅くてもいいから、距離を踏むことだけを考えて走ります。




家を出てから、チンタラ走っていましたが、道路では、そんなに遅い事実が認識できませんでした。


せいぜい、30分経過しても、まだ4キロも走っていない事実に愕然とさせられるくらいです。



ところが、公園に入った途端、俄然自分の遅さが目立ちます。


いろんなランナーに、次から次へと抜かれまくりです。


「えっ?あんな遅そうなランナーにも抜かれるのか?」


あれだけ、次から次に抜かれていくと、人は少しは目覚めてくるようです。


そして、あれだけ抜かれまくると、ヒトは自然とスピードが上がってくるようです。


なんだか、少しずつ調子が出てきます。


「あっ、こんなにスピードを出すと最後までもたないかも・・・」


しかし、また弱気な自分が登場して、またまたゆっくりジョギングです。


そして、また抜いていくランナーに、闘争心の火が付けられる。

その繰り返しです。


真剣になるって言っても、そんなにスピードが出てるわけでもなく、、後から確認しても、8分ペースが7分を切るペースになった程度です。



7分を切って、6分台で走っていても、どんどん抜かれまくりです。



だいたい、みなさん、どんなスピードで走られているのでしょうか?

情けないなあ・・・




「ふんっ! 今日の僕はLSD(Long Slow Distance)だから、抜かれてもいいんだもん」

あまりの不甲斐なさに、1人、自分を慰めながら走っていました。


ところが、そんな僕の横を抜いていく1人のランナー。


よく見ると、なんと背中に大きく「LSD]と書いてあるじゃないですか。


えっLSDのランナーにも軽く抜かれるのか・・・・

ショックだ!!



それより、あのシャツ、欲しいなあ・・・


あんなの着て走ったら、プレッシャーを周りに与えながら走れそうだ!!



2015年2月10日火曜日

ランナーと思われていないのだろうか?


先週、突然父親が亡くなり、実家に帰っておりました。

父親の最後


そして、日曜日に東京に戻り、久しぶりに走った東京の朝。


政治家が、駅まで該当演説をしています。



丁度、信号で止まろうとしたら、その政治家の応援者なんでしょうか?

突然、僕にビラを渡します。

走っているのに・・・


ランナーにビラを渡すって、どういう神経しているんでしょうか?


えっ、もしかして、ランナーとは、思われなかったのでしょうか?


それはそれで、ショックだなあ・・・