2015年4月27日月曜日

ランニングエコノミーのヒント 終わり


前回ブログを書いて、もう2週間以上が経過してしまいました。

しかも「つづき」なのに。


なんてこった!!




別段、僕が忙しかったわけではなんですよね。


投稿しようと思えば出来たんですけど・・・ 


その間に海外出張があったりと、時間はふんだんにあったはずなんです。






しかし、前回、便器の上でひらめいた続きが、上手く思えだせなかったんで、二の足を踏んでいたのかもしれません。


その後、すぐに書き込めばよかったんですけど、この年になり記憶力が圧倒的に悪くなってきてます。




とにかく、どこにランニングする時、体のどこに力を入れるか、逆に言うと「体のどこに力を入れないか?」によって、ランニングエコノミーに大きく影響するんじゃないかという結論です。


今回は、トイレの緊急性もあり、お尻を意識して走ったので、自然に筋肉の使いが、その辺りに集中して、無酸素呼吸が必要な筋肉の使用が比較的抑えられたんじゃないかしら?



あと、走る時に、ずっと力を入れているわけではなく、足でキックした後に、キックした足を、一瞬脱力することにより、持続性が高まったんじゃないか?


なあんて、勝手に推測してしまいます。

力を抜くって、なんだか大事なんじゃないかなあ・・・?




例えば、腕に無駄な力を入れると、どうも早く呼吸が苦しくなってしまうような気がします。

これは、腕の筋肉は、どちらかというと無酸素呼吸で動いているからじゃないでしょうか?


だから、腕にできるだけ力を入れずに、背中の筋肉で上半身を維持するような、そんな走り方が理想なんじゃないかなあ・・・なんて、思ったりします。



期待されている一流の高校生なんかが、大会の時緊張して後半走れなくなるなんて時は、もしかしたら、緊張のあまり自然に無酸素呼吸の筋肉を駆使してしまい、酸素を無断消費しているからかもしれません。



スポーツ力学を勉強しているわけでもなく、全くのド素人なんですが、ふとそんな「感じ」を便器の上で想像してみたんです。



走りながら脱力する・・・って事は、重要なんじゃないかなあ・・・


なんて。

2015年4月10日金曜日

ランニングエコノミーのヒント その1

走り始めて6年が、経過しました。

6年も走っているのに、一向に上達しない僕ですが、やはり、人間には、向き不向きがあるんだと最近は悟りにも似た考えを持つようになってきました。

だいたい、前田彩里さんの平均心拍数が20台って、どう言う事なんでしょう?
もう、同じ人間とは思えません。
ストライドだって、ヒトによって生まれるあれだけの差。

同じヒトなのに。

単純に筋肉の違いだけでは、説明できません。
もう、持って生まれた物が、根本的に違うと考えないと説明がつきません。

ところが、ランニングエコノミーだけは、もしかして、こんな僕にでも、向上の余地があるかもしれない。

そんなヒントを、今朝神様から頂いたんです。
そんなヒントらしき事を。




朝方、メールのやり取りしていたら、時間が過ぎてしまいました。
出かけるまでに45分しかありません。


45分かあ。

どうしましょう。

夕方は走れる見込みがありません。
まあ、45分もあれば、いつもの5.5キロのコースを走ってシャワーを浴びても、なんとか間に合うぞ。

そう考えて、早速ウェアに着替えて玄関を飛び出して行きます。
百円玉2個を握りしめて。


この百円玉2個は、外を走る時には欠かせない、僕にとってはとても大事な御守りです。

これさえあれば、突然の事態になっても、コンビニのトイレに駆け込めます。
最近では、殆ど使う事はなくなりましたが、いざと言う時の為にも、持ってないと困ります。

とにかく、持っているだけで、安心です。

ですから、必ず持参しなければならない、僕にとっては、必須のランニンググッズなんです。


玄関を飛び出してから、しばらくして、何だか、急にもよおしてきました。
しまった。

慌てていたから、走る前にトイレに行くのを忘れてた!

とにかく、何だか、嫌な雰囲気です。
まだ、家から200m程度。
今なら、家に戻ってゆっくりトイレに駆け込めます。

しかし、その瞬間に、本日のランニングは諦めなくてはならないかもしれません。

なんたって、あと40分後には、仕事に出かけなくてはなりません。

どうしようか?

一瞬スピードを緩めましたが、何とかガスだけで終了。

「ふつっ。助かったぜ!」

怪しい雰囲気は、ありましたが、もう心に決めました。
前に進みます。
なんたって、ポッケの中には、何かあった時の為の百円玉の御守りを2個、忍ばせています。

もう大丈夫だ。

通勤で駅に向かう人混みを、掻き分け掻き分け先を急ぎます。

しかし、そう事態はそう簡単ではありませんでした。


その後も、何度か、危機的状況が訪れました。

どうも、昨夜、食べた高級料理が原因かもしれません。

やはり、慣れない物は食べるもんじゃありません。

とにかく、慎重に、慎重に対応します。

その度に、ガスだけて、ホッとひと安心。
「ふう。良かった。」

この時点では、まだ僕にも、余裕がありました。

周りの状況を察知して、OLのお姉さんの近くを通る時は、ガスを出す行為も控えてました。
そして、誰も周りにいない事を確かめながら、慎重に、対応出来てました。

しかし、もう、何だか、そんな余裕も無くなってきた感じです。

まさに、「所構わず」とは、こんな事を言うんだと思います。

しかし、困った事に、何度ガスを外に出しても駄目なんです。

それより、ガスを外に開放する事により、より本流の物体が、より外気に近付いた感が否めません。

うーん。この雰囲気。ヤバいぞ!



5.5キロの、このコース。
考えたら、途中に4つの、駅が隣接しています。

平均すると、1.3キロに1つの駅です。

そこには、確実にトイレが存在します。


もう、諦めて、駅に駆け込んだ方が無難じゃないかしら?

ミーティングの時間なんて、先方に連絡して、「電車が遅れたから」なんて、嘘の言い訳をすれば済む事です。
逆に、こんな所でお漏らしなんてしでかしたら、それこそ、今日1日、仕事なんて出来るかどうかさえ怪しくなります。



そう思いますが、駅に雪崩れ込む朝の通勤の人の波を目にして、諦めるしかありません。


あれだけの人が駅に向かうんです。
きっと、トイレも、ランニング大会の前と同じで、空いている確率は、限りなく低いに決まってます。
そんな場所に、無理して駆込む必要はあるのだろうか?

リスクが高すぎやしないか?

だいたい、あと15分もしたら、自宅に到着するはずです。

そうなったら、誰にも邪魔されずに安心して自分の時間をエンジョイする事ができるはずです。

そんなパラダイスな時間と、駅のトイレの前で必死に我慢する自分の姿を比較して、もう少し先に進む事に決めました。

あと少し。

あと少しだけでも我慢しよう。
あと、たった15分だ。


ポケットの上から百円玉2個の存在を確かめながら、先を急ぎます。




きっと、この御守りが、僕を守ってくれるはず・・・。




「うぁあ!」
「信号だあ?」

あと、自宅まで、1.5キロの所で、このコースで1番長い信号に引っかかってしまいました。
「最悪だぜ。」
僕にこんな仕打ちをするなんて、神様は、いったい何がしたいんだ!

とにかく、信号待ちをしている余裕なんかあるはずがありません。

もう、ほとんど、反射的に信号待ちをするのを止めて、つまり、いつものコースを走るのは諦めて、少しでも近道を探しながら走る事にしました。

「とにかく!待ってられない!」
それ位、状況は、切羽詰まってきた訳です。
とにかく、家まで!

後方から自転車が付いてきてます。
振り返る余裕なんてありませんが、音で理解できます。

しかし、追い越せないのか、僕は自転車に追われる様に、家に向かいました。

出たらゴメン!



やった。

角を曲がると、もう、家まで、あと500m。

とにかく、直ぐに自宅に駆込む準備をしなければなりません。
その1秒が、勝負を決めるだろう事は、なんとなく野生の勘で理解できます。

失敗は、許されません。

ポケットから、家の鍵を取り出します。

それから、iPhoneを取り出します。

家の前に着いたら、直ぐにランキーパーを止めなくてはなりません。

ランキーパーのアプラを開いて、、、、


そして。

そして。

遂に、念願の時が、来ました。

家の玄関を開けて、

「あれっ?速かったわね?」

というカミさんの声を横目に、一目散にひトイレに駆け込んで、何とか事なきを、得ました。

ふう!

ふと?

その時、考えたんです。

結構なスピードで走ったにも関わらず、この余裕は、なんなんだと。

つづく























































































































































2015年4月7日火曜日

休足



今朝は雨でした。


なんだか、ホッとします。


走れない理由を見つけて。





最近、それほど走っているわけではありませんが、なんだか、全く調子がでません。


昨夜も10キロちょっと公園を走ってきましたが、ぐてんぐてん状態です。


体が重いです。

たいしてスピードを出しているつもりもありませんが、呼吸が乱れます。


公園を5周したんですが、そうは言っても、少しずつ体は軽くなってきたかなあ・・・



「さて、最後の1周だあ!!」



なんて思っていたら、坂道ダッシュをしていた大学生らしき兄さんに

「ファイト!!」

って声をかけられます。

「えっ?」

と思ったら、僕の横を眼鏡をかけた女子大生らしきランナーが駆け抜けていきました。


「なんだ、僕のことじゃないのか・・・。」


そう思っていましたが、体が自然と彼女に吸い付かれるというか、スピードがアップしてきました。


ぶっ飛ばす、彼女の後方10メートルをピタッとついて走ります。

なんだか、僕、走れるじゃん!!




突然、自信が出てくるから不思議です。


そして、悲しいかな、こうなったら色気がでるのが人間です。


「ダッシュして彼女を抜こうか、どうしようか・・・」

「いや、そんな大人げない事をして、なんの意味があるんだ?」

「しかし、もう、このスピードは、誰にも止められはしない!!」




「いや、抜いた後に、彼女に再度抜き返されたら、それは、それで恥ずかしいぞ・・・」




「ちょっと待って。坂道を駆け上がる彼女の息使いからして、そう距離がもたないかも・・・」


「どうせ、僕は、この先1キロで、公園を後にするんだ。その手前でしかけたらどうなんだろう」


「だいたい、彼女は、あの男子学生と一緒なんで、きっと公園から出るはずはないはずだ・・・」




なあんて、もたもたしていたら、彼女の方が、公園の小さい周回コースに消えて行ってしまいました。

気付いたら、僕の息遣いも、かなりハアハア状態です。



勝手に消えていったライバルに少し、安心しながらも、せっかくなんで、最後まで走り切りました。

公園の周回コースの最後はダッシュでゴール。

そそくさと、晩酌のビールを求めて、スーパーに向かいます。




「まあ、最初は駄目だったけど、最後だけでも、少し走れたからいいかな・・・」

「最後は、4分半を切るペースじゃないのかしら?」



なんて思いながら、Runkeeperを確認するも、最高のラップが5分8秒。



がーーーーーん!!

なんだ・・・たいしたスピードじゃないじゃないか!!

もう少し、走れた気分でしたが、5分8秒なんてどうなってんの。






ということで、かなり落ち込んでました。


ちょっと調べてみたんですが、先日まで、普通に走っていたステップ数が180以上あったんですけど、ここ数日を確認すると、170位なんですよね。


同じ気分で走っているつもりなんですけど・・・




少し、休憩するか・・・

と思っていた時の雨の恵み。


今日は久しぶりの休足。



2015年4月6日月曜日

練馬こぶしハーフマラソン



3月29日に、練馬こぶしハーフマラソンを走ってきました。


地元の大会なんで、是非とも走りたい。というか走らねばなるまい。


ここは、できれば、ハーフの自己記録なんて狙えたら、それはそれで嬉しい事です。




といはいうものの前日の夕方に花見ランを結構。


桜が綺麗だし、せっかくなんで23キロ走ってきました。





その14時間後にスタートする、練馬こぶしハーフマラソン。


フルマラソンの後半という気持ちで走ることにします。




Bブロックからのスタートでしたが、全く走れません。


たいした人数でもないのに、スタートから3分位のタイムロス。




スタートしても、トロトロと走れるだけです。

笹目通りに出ると、少しはよくなるかな・・・と思いましたが、全面交通止めにはしていないので、車線の一部しか走る領域がありません。


ですから、なんと、途中で立ち止まったり・・・




とにかく、これだけ進まない大会。

酷いです。


しかし、言い訳が成立。

まあ、こうなったら、走れるだけ走ろう。




とは言っても、少しスペースをみつけたら、その瞬間だけダッシュして・・・

そんな走りで前へ前へ移動しますが・・・




多分、気分よく走れるようになったのは13キロを過ぎてからだったと記憶します。



ようし、そこから飛ばして!!


なあんて思ってましたが、なんと一瞬で息切れ。

後半は、スペースがいっぱいあるにもかかわらず、足が動きません。




そうそう、ちょっとだけでしたが、2周目でゴール目前のランナーと並走できるチャンスがありました。

タイム的にが1時間1X分の選手だと思います。

そんなランナーさんを横目に走ってみましたが、まったく推進力が違いますね。

同じような走りなのに不思議です。




とにかく、後半は、スペースがあるのに、まったく飛ばせず、逆に最後は気持ちも切れて、5分も切れないダメダメペースでゴールしました。


記録どことろか、なんとも後味の悪い結果となってしまいました。


あれ、前半は、もっと気楽に走って、後半だけ気持ちよく走れたら、きっと違った結果になったんだと思います。

前半、スペースがないのに、無理して詰めたりした、あの余裕のない走りは頂けなかったんだと思います。


まだまだ、精神力が弱いところが露呈されてしまいました。




あと、熱かったです。

給水なんて、ほとんど必要ないかな・・・と思ってましたが、途中喉がカラカラで、何度か給水のお世話になりました。

驚いたのは、給水のカップの大きさ。そして、その大きなカップに、並々ついであるポカリスエット。


そんなに飲めません。


ですから、ほとんどを捨てる結果になりましたが、ボランティアさんへの説明不足なんでしょうね。



そうそう、荷物預けも、番号順にしてるので、結構大変でした。

だいたい、番号順にブロック分けされて、番号順にだいたいスタートしているんで、同じ番号の人たちが、同じ時間にゴールします。


ですから、走り終えて荷物を受け取る時に、一部の場所だけ異常に混んでいます。

他の番号帯は、すいているんですけど。



普通、荷物預けは、番号の末尾で分けるだろう・・・


今回の練馬こぶしハーフマラソンは練馬区の税金を5000万ほど使っているし、コンサルタントも雇ったって聞いたんですけど、この辺りの運営は、まだまだでした。


第2回の来年に期待します。

いずれにしても、天気に恵まれて助かりました。