周回コースを走っていると,反対方向を走る何名かのライバルが気になりますよね。
前回遭遇した場所より,今回どれだけ前進したとか,後退したとか。 皆さん,走る事に真剣ですから,ついつい頑張っちゃうんじゃないですか? よし!勝ってるとか,負けてるって一喜一憂されている事でしょう。。 そして,ライバルとのスピードの差は,前回遭遇した地点との差で確認されていると思います。 しかし,かなりのスピードの差がありながら,遭遇地点の距離はたいした事ないってご存知でした? まあ,冷静に計算してみればわかるのですが,普通は実際の距離で何と無く感じてしまいますので,大きく勘違いしてしまいます。 真剣に走っているのに,あんまり差がつかないなあ・・・とか。 例えば,あなたがライバルの倍のスピードで走っているとしましょう。 ライバルは6分ペース。 そして,あなたが3分ペース。 3分ペースですよ。 憧れの。 圧倒的なあなたの勝利と思いますよね。 しかし,1.2キロの周回コースの場合,400メートルしか差がつかないんですよ。 倍のスピードなのにたった400メートル。 倍のスピードの場合,その周回コースの距離の1/3が,前回の距離との差になります。 つまり,法則にすると (周回コースの距離)X 1/3 で求められます。 逆に言うと,400メートルの差をつけると言う事は,あなたはライバルの倍のスピードで走っている事になります。 倍でこれくらいですから,1.5倍になると微々たる物です。 結論から申しますと,1.5倍の場合は,周回コースの距離の1/5になります。 1.2キロの周回コースで.たった240メートルです。 ライバルが6分ペースの場合,あなたが,頑張って4分ペースで走っても,その差はたったの240メートルしかつきません。 どうですか? 意外な感じはしませんか? ですから,熱い夏の日。 周回コースを反対から走ってくるライバルに剥きにならず,マイペースで走りましょう。 頑張った割には差がつかないのですから。 |
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