2014年12月26日金曜日

2014富士山駅伝 大森菜月選手と飯野麻耶選手の戦い




連覇を果たした立命館大学。






1区、大森菜月選手です。


これまで、大学駅伝では、全て区間賞の立命館大エースの一人です。


5㎞のタイムだけだと、大森選手のタイムが15分39秒。

対して、松山大学の上原選手は15分37秒。

東日本選抜で立教大学の出水田選手も15分38秒と大森選手より速いみたいです。



そんな中で、大森選手は、どう戦っていくのか?



後半、上原選手が飛び出して、ついていく大森選手。

おそらく、ゴール手前で、加速して、抜き去って行く感じに見えます。


大森選手が、加速する時、一瞬下を見る仕種を魅せます。

まさに、正月の都道府県対抗駅伝で彼女が見せた走りを期待します。

松山大学の上原選手を、最後で一気に突き放す作戦に感じます。


まあ、最後の加速が凄いところが、大森選手がこれまで駅伝で負けていない要因だと思います。




ところが。


少し後方で遅れ気味だった、東京農業大学の飯野麻耶選手がカーブを使って、一気に前に出ます。

ええっ???


これには、さすがの大森選手も予想しなかったんじゃないかと思います。

対処が遅れた感じです。




その飯野選手を追う大森選手。


見ごたえがあります。

そして、この飯野選手だけ、サングラスをしているじゃないですか!!

1区を走る女子大生の中で、一人色気ついているんでしょうか?




必至に追いかける大森選手。

粘る飯野選手。

しかし、飯野選手のピッチが少し勝っているように感じます。

上手く、下り坂を利用してます。

坂を転げるような走りです。


坂を利用しているので、大森選手のパワー溢れるギアでは、追いつけません。

最後のカーブのところで勝負がついた感じです、



あっぱれ、飯野選手!!


そして、この飯野選手。

なんと、第一生命の実業団選手として活躍しましたが、一度は引退を表明した選手だったんですね。

そして、もう一度走るために、東京農業大学に入学されたとか。


やはり、伊達にサングラスをかけているわけではなかったようです。


その飯野麻耶選手の説明は、こちらのブログで。

女子長距離世代別考証③





さて、その見ごたえのある、この戦いを思う存分にビデオで楽しんでください。


飯野選手のベテランというか、戦術に大森選手が驚いて対応できなかった・・そんな感じのレースだったと個人的には思ってます。






0 件のコメント:

コメントを投稿