連覇を果たした立命館大学。
1区、大森菜月選手です。
これまで、大学駅伝では、全て区間賞の立命館大エースの一人です。
5㎞のタイムだけだと、大森選手のタイムが15分39秒。
対して、松山大学の上原選手は15分37秒。
東日本選抜で立教大学の出水田選手も15分38秒と大森選手より速いみたいです。
そんな中で、大森選手は、どう戦っていくのか?
後半、上原選手が飛び出して、ついていく大森選手。
おそらく、ゴール手前で、加速して、抜き去って行く感じに見えます。
大森選手が、加速する時、一瞬下を見る仕種を魅せます。
まさに、正月の都道府県対抗駅伝で彼女が見せた走りを期待します。
松山大学の上原選手を、最後で一気に突き放す作戦に感じます。
まあ、最後の加速が凄いところが、大森選手がこれまで駅伝で負けていない要因だと思います。
ところが。
少し後方で遅れ気味だった、東京農業大学の飯野麻耶選手がカーブを使って、一気に前に出ます。
ええっ???
これには、さすがの大森選手も予想しなかったんじゃないかと思います。
対処が遅れた感じです。
その飯野選手を追う大森選手。
見ごたえがあります。
そして、この飯野選手だけ、サングラスをしているじゃないですか!!
1区を走る女子大生の中で、一人色気ついているんでしょうか?
必至に追いかける大森選手。
粘る飯野選手。
しかし、飯野選手のピッチが少し勝っているように感じます。
上手く、下り坂を利用してます。
坂を転げるような走りです。
坂を利用しているので、大森選手のパワー溢れるギアでは、追いつけません。
最後のカーブのところで勝負がついた感じです、
あっぱれ、飯野選手!!
そして、この飯野選手。
なんと、第一生命の実業団選手として活躍しましたが、一度は引退を表明した選手だったんですね。
そして、もう一度走るために、東京農業大学に入学されたとか。
やはり、伊達にサングラスをかけているわけではなかったようです。
その飯野麻耶選手の説明は、こちらのブログで。
女子長距離世代別考証③
さて、その見ごたえのある、この戦いを思う存分にビデオで楽しんでください。
飯野選手のベテランというか、戦術に大森選手が驚いて対応できなかった・・そんな感じのレースだったと個人的には思ってます。
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