2014年11月30日日曜日

ナンバ走り。試してみた。



早速、昨日、ナンバ走りを試してみました。


玄関先のスタートから意識します。

左足と一緒に左手を出して・・・

せーーのっ!!!


あっああっ!!


最初から、足が絡まってずっこけそうになります。


ふーーーーっ!!


結構、難しいんですねえ。


というか、隣近所の誰かに、見られていなかったか心配です。


キョロキョロ


よかったあ。大丈夫みたい。






ゆっくり、ゆっくり進んでみますが、これが、なかなか難しいです。


おっ、いい感じ!!

と思っていたら、いつの間にか、普段の走りに戻っていたり。


気を取り直して、再度、挑戦してみますが、またまた、ズッコケます。


おい、ちょっと、これやばいぞ!!


なあんて、真剣に挑戦していたら、いつの間にか、公園とは反対方向に向かって走って、いや歩いていました。


しかし、なんて自分は不器用なんだ!!

こんな事もできないなんて。



そう思いながら何度も何度も試してみますが、だめです。

走れません。


もう、ナンバ走は諦めようかと思いましたが、とりあえず、片側だけを意識するようにしました。

だって、左側に重心が移動した後、右側の足と手を前に持っていくのは、並々ならぬ筋力が必要ですから。


最初は、左側だけを意識して走ってみます。

すると、なんとか、走れるようになってきました。

とはいっても、右の足は、ほとんど前にでませんけど。

タッタッタッタ

というより、

ツーータッ。ツーータッ。ツーータッ。ツーータッ。

というリズムですかね。


それで、しばらく走ってみます。そして、今度は、右側です。


そうすると、少しずつコツみたいなのがわかってきました。



例えば、左足で着地した時、ナンバ走りだと、そこから更に左側に重心が乗り、着地した後に「ググッっ」て前に体重移動する感じなんですね。

つまり、着地した後にも、左側の骨盤が前に移動するイメージです。



通常の場合、左足が着地した瞬間に、もう右に腰をひねっているので、着地した後の体重移動は、限られています。

というか、ナンバ走りじゃない場合には、ブレーキがかかっているというのは、そういう意味なんでしょうね。



だいたい、僕も、かなり骨盤を意識して走っていると思ってましたが、これまでは、骨盤から先に動かして、次に足を動かしてました。


しかし、ナンバ走りだと、骨盤から動かして、次に足を動かしますが、もう一回骨盤を使って、体を前に移動させる感覚なのでしょうか?

骨盤を使うって、そういう意味だったのか・・・と今更ながら、めから鱗です。



で、その状態から、今度は、反対側の手と足を前に出さないといけないので、そこで、大腰筋を鍛える必要があるってことなんでしょうか?



なあんて、一人、ぎこちなく、不器用に移動しながら、考えてみました。




昨日は、20キロ程度、移動してみましたが、間違って池袋周辺を走ったのは、間違いでしたね。

周りを意識しすぎると、さらに、ぎこちなく、不器用な走りになってしまいます。





それでも、かなりなれてくると、僕も、少し走れるようになってきました。

まだ、片側の意識しかできませんけど。



着地した後に、さらに骨盤でワンプッシュする事で、なんだかストライドが少し伸びてきた感じです。

結構、楽に走っているはすなのに、さっきから、目の前の自転車とそう差が開いていません。


おおお。

これは、早くも、新しい走術を会得したのか?


と少し、ほくそえんでいましたが、


タッタッタ



自分では、そこそこのスピードかしら?って思っていたのに、その僕の横を軽く抜いていくアンちゃん。



やっぱし、そうたいしたスピードではなかったようです。

まあ、そう簡単に、進化するわけもないですよね。



かえって、少し調べてみましたが、こんなサイトを発見!!




究極の省エネランニング走法。ナンバ走り・ナンバの身体論を実践する。




それから、先日録画した千葉国際駅伝を見てみました。

だって、学生アンカーの鍋島梨奈選手の走りって、もしかしてナンバ走りに近いのかなっって気になっちゃいましたから。


鍋島選手の以前の走りは、見ていて違和感ないのに、千葉国際駅伝を見て違和感を感じるのは何故なんだろう。

彼女は、もしかして、走り方を変えたんじゃないだろうか?




そして、取り入れた走法が、このナンバ走り?



と思って、凝視してみました。

まあ、ナンバ走りっていうほどでもありませんけど、着地してから少し前方に体重移動してますね。



ちなみに、荻原選手。

彼女も、着地してからも骨盤を前に出していました。



なるほど。

そうでも、しないと、あれだけ体が小さいのに、あれだけ大きなストライドは確保できないわけなんだな。


やはり、僕が以前から疑問に思っていたように、体の使い方が、一流選手と僕とでは、大きく違うんだと認識しました。


そもそも、僕の走りは、普通と少し違うというか、無駄のある走りをしていたわけです。

このあたりを、もう少し極めていくと、楽にタイムが向上できる魔法みたいな物が、発見できるかもしれません。


ふっふっふっふ。


















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